ダンダンダンという足音と、忍者のような足音。  細胞レベルだと、楽なのはどちら? 

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階段を登る時に、地響きがしそうなくらい、ダンダンしながら上がっていく人。

最後の一段を上りきり、上に到着しても ダン!!!

まるで やったぜ!! というかのような いい音。

どこにいるか凄いわかりやすいし、
音で表情が出るので、足音の演出にも使えそうですよね。

足

一度、どこまでしたらそんな音が出るのかなあと、
頑張って真後ろで真似をしたことがあるのですが、
悔しいことに、私では、そんなには音が出ず、
すぐに足の裏が痛くなってしまい、数歩で降参しました。

そうかと思えば、全く逆に、音がしない人もいるのが面白いですよね。

カメレオンなのか忍者なのかわかりませんが、気配まで消されていたら、
居ないと思っているのに、居たりする。

そこまで達人風だと、ちょっとドキッとしますよね。
音の出ないほうが辛くないぞと、私は経験上思いましたが、
細胞レベルでみたときに、負荷が少ないのはどっちだろうかと、ちょっと考えてみたんです。

人間の水分量が60〜70%と いわれることがあります。
どうやら成人して、年配になると、どんどん少なくなるみたいですね。

重量比なのか、体積比なのか確認していませんが、
イメージしやすいように、体を水風船、もしくは、コップだと思うことにしました。

そこに水を入れて、地面に、ダンダンダンって打ち付けたら、中の水は大暴れしますよね。

水風船なら ダンシング水風船のように、びよんびよんするだろうし、
コップならば溢れ出ちゃうでしょう。

コップ

体の中で一番多い水分はきっと血液。

血管は毛細血管で動脈から静脈に変化する閉鎖系なので、
ダンってされたら、ダンシング水風船のように、血圧の変動も大きそうですよね。

負担が少ないほうが大好きな私が、真似しても無理だったのは、
そんなことからなのかもしれません。

そうえば、ダンって綺麗な音をだすには、一体どうするんだろうと、
その後いろいろ試してみたんですが、
どうも、地面の3−4センチ下まで踏み抜くようにしないと、いい音が出ませんでした。

まあ、近いというだけで、リアル ダンじゃないんですが、そうとわかるまで結構大変でした。

動かないものを、踏み抜くように力を込める。

それが音や熱になって、力が分散する。

前に進む力になっていないので、ちょっと残念でした。

私は足裏が痛くなり、膝にも来たので降参しましたが、
ダンダンダンとしている方の筋肉や骨は、まあ頑張れたとしても、
踏み抜くように歩くと、やっぱり血管にかかる圧力の変動は相当だと思うんです。

血管は若いうちは、柔軟性が高いようですが、歩くたびに、強い変動があったら、
変動が全くない血管と比べたら、やっぱりかなり疲れそうですよね。

忍者やカメレオンのように、滑らか過ぎる動きは、真似するのは大変そうですが、
踏み抜かない程度への動きを手にしたら、年を取ってからが楽になるのではないかなと、
老婆心ながら、ついつい思ってしまいました。

体を動かすとき、動きは、イメージをし、動作を繰り返すことで習得が出来ます。

こんなんでいいやと思っていたら、上手くならないけれど、
こうしたい、こうするんだ、そう思って繰り返すことで、
脳からの信号と実際の筋肉の動きがリンクしていきます。

もしかしたら、強く踏み抜く動きの人は、地面をしっかり押さえつけないと、前に進めないとか、
「そうしないといけない」というような、強い思い込みがあったのかもしれません。

そうして、それが上手になっていった気がしています。

赤ちゃんのときには、ダンダンダンってしないから、きっと、そうじゃないかなと思っています。

カメレオンや忍者みたいな人は、逆に、どれだけ滑らかにするかという方向に、
丁寧に育てていった人なんでしょうね。

気配をやたらに消されるのは困りますが、
きっと年を取ってもそうした人の血管のが、若々しいのではないかな、と思っています。

ここまでが、私の観測と推測。

ただ、良い音でダンダンダンって歩いてみると、わかると思うのですが、結構足裏が痛いです。
私は膝が弱いので膝にもきました。

もし、普段がダンダンダンだったら、一度 忍者のような動きの真似をしてみてください。

床を踏み抜かなくても、前に進めるんだとわかると、かなり歩くのも楽になるし、
一日の疲れが減ると思うんです。

試すのも自由。
試さないのも自由。

全ては自由、良いとか悪いとか思うのも自由。

私は、私が実際に感じて思ったことを、きっと こうじゃないかなと推測して伝えてみたんです。

ちなみに、私の歩きは、痛いのが嫌だから、結構忍者風です。

頑丈な重たい靴でも、音がしないタイプの歩き方です。
だから、ずっと歩いても、そんなには疲れません。

楽をとにかく追求していったら、自然とそうなっていただけなのですが、
滑らかな動きは楽です。

では、実際にどうするかというと、こんな感じ。
靴の裏が地面に着くときに、優しく接地して、踏み抜かない。
その高さを見極めて、ぴったりにする。

そして、前に出した足に、じわっと体重をかけるように乗る。
地面を引き寄せて乗る感じ。

体重を地面に一回一回、放置するように乗せることなく、
どちらかというと、浮かせたたままのような感じで、次の足に、次の足にと体重を並行移動させる。

階段を登るときは、進行方向 上方向にスライドさせる。

たったそれだけで音が出にくくなります。
足裏にも膝にも優しいので、体の疲れもたまりません。

もし、よかったら、真似してみてください。

実施するときには、安全なところで、試してみてください。
そして、物凄く上手になって、気配を完全に消しきってしまうと、周囲の方の心臓に悪いので、
そこだけは注意をしてください^^