疲れない握り方は実はこうです!  包丁から学ぶ道具の握り方!

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毎日のお料理で、こんなことを思ったことはありますか?

・ カボチャを切る時、刃がぶれてしまい怖くて切れない。
・ 沢山切ると、腕の上側が痛くなったり、肘が痛くなって辛い。
・ ちょっと固いものを切ると、まな板に刃が当たるとき、とても大きな音がする。

・ 千切りが苦手
・ ネギや沢庵など細長いものを切る時、カカカカと 軽やかにならない。
・ 包丁使いが上手くないなーとなんとなく思っている。

いくつか思い当たることがあったら、次の二つのポイントを探ってみると変わってきます。

一つ目は、刃の使い方!

手前に引いて切る。
奥に押して切る。

この二つはスライドさせながらなので、刃の切れる部分がしっかり使えています。

でも、素材が硬いと前後にスライドさせずに、ついつい上から下に体重をかけて押しつぶす動きが強まります。

すると、刃の切れる部分がほとんど使えていないので、刃が入って行かず、さらに強く押すことに。

そんな風に、上から下にぎゅっと押しつぶして切るようになっていると、なかなか切れないし、力を入れすぎるのはとても危険です。

だから、硬いものを切るときに、そうなっていないかをチェックしてみてください。

二つ目は、握り方!!

人差し指や親指が疲れる場合

切れないからしっかり握らないといけないと、握力を出しまくっているから、手が疲れます。
使う指が、疲れちゃうので、親指、人差し指 、中指 等を中心に使っているんだと分かると思います。

多い

ただ、人差し指+中指+親指だと、どんなに一生懸命強く握っても、刃先はぶれます。 刃先がぶれるから、更に一生懸命握るようになるので、どうしても疲れてしまうんですよね。

肘の上や外側が酷く疲れる場合

手も疲れていると思いますが、体重を掛けすぎているのではないでしょうか?
腕の上側に人差し指担当の筋肉があり、腕の下側には小指担当が配置されているので、上側ばかりを使っている場合、上の筋肉だけが疲れてしまいますし、刃先がぶれたらとても危険なので、どうにかしたいところですよね。

理想的な握り方

 

 

正解

小指+薬指でギュッと握る

 

そうするだけで、とても楽に包丁が使えるようになります。

人間の手はもともと、棒や柄のようなものを握りしめる時には、小指を中心としてギュッと握り、親指がサポートに入る形の方が楽にできる構造(手や腕の作り)になっています。

この時は人差し指と中指は添える程度で力は必要ありません。

こうすると、手首も自然と固まり刃先のぶれが出にくくなります。

ネギを カカカカ と切る時も、小指を中心に握りしめて、自然と手首を固めて肘を支点にすると、刃先をぶれずとても楽にそれができます。

こうした柄の握り方などは、あまり教わることがないと思いますが、体の負担が少なくて、疲れなくなるし、力を入れないから危険性もぐっと減るので、是非試してみてください。

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腕が疲れて困っているという、時々行くカフェの美味しいスイーツを提供するプロの方も、確認したら、包丁の人差し指握り派でした。
「疲れない握り方は実はこうです!」を実践的にお伝えしたら「もっともっと早くに知っていたら(カボチャやサツマイモを切るのが)楽だったのに」と本気で残念がっていました。
腕が疲れて辛いというときには、この知識がきっと役に立ちます。

上記の小さな ドット絵にあわせて、体感しながら確認してみてください!!
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包丁以外でも、ハンマーやその他の柄のあるものは、同様に小指を中心としてギュッと握ると楽に動かせます。
柄を握る時の力の入れ具合は、小指を中心にギュッと握るように意識をしてみてください。

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実際に比較すると違いが良くわかると思いますが、道具の取り扱い時は、十分に注意し安全を確保しながら実施してみてください✨

 

 

 

 

追記:

手の凝りを改善する、セルフケアについての記事を2020年5月に書きました。
凝ってしまって困っていたら、こちらの記事もみてみてください!!

これだけ

健康への道=小さなストレスの発見と対策  その6  
物作りの方必見!! 手の凝りをとる 自分でできるセルフケア


以下  お約束の宣伝です。

興味ない方はスルーしてください^^

ヒーリングサロンHidamariでは、体がこれまで抱えてきた小さなストレスや、長いこと抱えて育ててしまった大きなストレスを改善することをしています。
そして、何よりも大切なのは、どうしてそうなったか、今後どうしたらもっと楽になるかを、施術を受けた方が、体感で納得して、自分で自分に丁度良いセルフケアの方法を得て、実践していくこと。

このお手伝いを体に訊いて教えてもらった情報をもとに、小さなアドバイスとしてお伝えしています。

遠隔施術という、一風変わった手法で実施していますが、もし気になったら一度使ってみてください。

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