呼吸が人生を変えるという、まさかの展開はゆっくりとゆっくりと進んでいく。

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◾︎ 呼吸
 
吐いて、吸って、吐いて、吸ってを、延々と繰り返すだけとも言える呼吸。
 
生命維持に必要なことを体が自動でしてくれているから、無意識でもできている。
だから、あまり意識することはない。
 
その呼吸を、意識的に調えていくトレーニングをすると、
原初の荒削りの呼吸から、吐くと吸うの繋がりがとても滑らかな呼吸へと変わっていきます。
  
そうして、呼吸のコントロールが滑らかになるに従って、人は次第に変わります。
 
そう、穏やかな時を楽しむことが、できるようになるのです。
  
そればかりではなく、穏やかな時が楽しめるようになることで、それまでとは行動が変わっていきます。
  
 
 
◾︎ そんな美味しい話があるのでしょうか?
 
それでは、「時間が足りない足りない」「困った困った」と、ずっと思っているときのことを考えてみましょう。

過去こんなことが、おきたことはありますか?
 
・さっきのあれは、きっとこういう意味だろう。(と思い込む)
・私は、一回こういったんだから、先方には伝わっているはず。
 
・ それくらいそっちで、わかってくれると思っていたのに。
・ そんなつもりで言っていないのに。 
 
・ え、そう捉えたの?
・ そんなに、言い方が嫌だった?
 
もしあったら、そのときは、一体どんな状態だったかを思い出してみてください。
 
 
「時間が足りない足りない」「困った困った」とずっと思っている時は、意識しないと呼吸がとても浅くなります。
気持ちが休まる暇もないので、イライラしながら何かをしがちになっています。
 
時間に余裕がなく、気持ちが常に急いているときには、意思の疎通がついつい減りがちです。
 
 
 
◾︎ 自分の頭の中にある、成功のストーリー
その展開通りに行くことは、そう多くない。
そんなことは、重々承知しているはずなのに、気持ちが急いていると、つい忘れがちに。
 
普段ならできることが、ついついおろそかになり。 
できていたら、全くしなくていい、フォローに時間が費やされていきます。
  
 
 
◾︎ 滑らかに呼吸ができていると
どんなに急ぐ必要があっても、妙な焦りが出にくくなります。
焦ることがないと、本来の実力が遺憾なく発揮できます。
すると、しておいた方がいいことは、その場そのときに、当たり前にできるようになります。
タイミングを逸することなく、心地良い対応ができることで、ミスやズレが生まれにくくなります。
  
すると、小さなズレが産み出したことのフォローにかける時間が、大潮で満潮のときから干潮に向けて、潮が一気に引くように、どんどん、どんどん、見る間に減っていきます。
 
 

◾︎ 無駄がなくなると
忙しいなか、本当にしたいこと、するべきことに、ぐっと集中できるようになります。
本来必要がなかった、無駄が出ないと、その対処にかけるのに時間を使わずにすみます。
すると、それ以前よりも、より豊かな人生を歩むことができるようになります。
 
 
 
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たかが呼吸と思うのも、好き好きなので良いのですが
息を吐いて吸うだけの呼吸、ほんの少し見直してみませんか?