「はぁー」
ふと溜息を漏らしている自分を感じて、あ、また溜息してた・・・・・・
そんな風に思ったことはありませんか?
溜息をしたことに落ち込んでしまい、なんだか、もっと深い闇にはまりそうな気になってきちゃいますよね。
そんなときに、試していただくと良いこと。
それは、脱力しきること。
「?」 ですよね^^
軽いため息のままだと、背中も丸くなり、肩も巻いてしまい、姿勢が崩れていきます。 息も、浅くまでしか入ってきません。
防御する体制を自然ととっているとも言える、背中が丸まった状態は、体の循環が落ち込みやすくなるので、できるだけ避けたいもの。
なんとなくそれを理解しているからこそ、姿勢を良くしようと、気をつけのポーズのように、意識してまっすぐになっても、すぐにまた丸まってしまいますよね。
気持ちがまだついていかないから、また丸まる。
これではダメだと、また落ち込む。
闇への落ち込みを自分で作ってしまっています。
で、実は、ここが切り替えのポイント。
そう、そこで頑張らなくていいんです。
考え方を変えて、体の反射を上手く使って楽に改善^^
ただ息の吐き方を、ちょっとだけ変えてみましょう。
溜息のスタンダード短い「はぁ」じゃなくて 意識的に、長めの息で「ふぅーーーーーーーっ」と吐いてください。
背中が丸まるくらい「ふぅーーーーーーーっ」と吐ききってください。
そして、もうこれ以上吐けないとなったら、力を抜いて、一気に脱力してみてください。
もう一気に脱力する。
腕がだらんとするくらい脱力。
すると
息を吸わなくても、息がすーーーーーっと入ってきます。
新鮮な空気が、体に取り込まれます。
浅い息ではない、もっと奥まで「すすすっ」と入ってくる息。
肺の深いところまで届く新鮮な空気。
そこまで空気が入ると、背中が丸まれません。
自然と、背中が真っ直ぐになってきます。
真っ直ぐにしなくても、真っ直ぐに^^
ふと気がつくと、姿勢と共に、心もほんの少し軽くなっている筈です。
追伸
お仕事で依頼のあった施術が終わってから、体を使うのが苦手な方に向けて、こうした体の変化を、一緒に試して体感で納得していただくようなこともしています!
人間の体には沢山のこうした反応が隠されているので、今の自分に一番合う方法を手にしていただくことが可能です。
今日は、そこから、すぐにできそうなものをお伝えしてみました^^
すぐに使わなくても、なんとなく覚えておいて、必要な時が生まれたら試してみてください。
ちょっと緊張しているときにも、これで、リラックスしやすくなります⭐︎