低ーいソファで、足を広げたままで、前かがみになると、実はちょっと危険です。 という話

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座座お部屋が広く見える、座面がとても低いソファ。
 
体を預けきったときの座り心地もいいし、なかなか快適ですよね。
 
膝を伸ばして、背もたれに体を預け、両脚を伸び伸びとしていればいいのですが、座った時にある姿勢をとると、実は危険なことも。
 
  
 
それは、こんな姿勢です。
 
膝よりも座面がぐっと低いソファで、浅目に座ります。
足を肩幅よりも開いて座ります。
膝は正面ではなく、外側に向いています。
そこで姿勢良く、空に向けて背筋をまっすぐにした状態から、膝と膝の間に体を入れます。
その状態をキープした姿勢です。
 
 
 
ぱっと見の雰囲気的には、体育座りで膝と膝の間に体を入れる感じですが、体育座りなら、お尻と足裏が同じ高さなので、体を前に倒してもそんなには前に行きません。
でも、お尻が足裏よりも少し高い位置にあると、体が結構前に倒れてくれます。
 
そんな姿勢しないと思うかもしれません。
 
でも、ソファの前にローテーブルがあり、そこにある、食べ物や飲み物などをとる時などに、ついついしやすいポーズです。
 
もちろん、飲み物や食べ物をとる程度の、ごく短時間なら影響が少ないのですが、体を膝と膝の間に入れたまま、軽い食事をするような形で、数分続けてしまうようなことがあると、骨盤が開き気味になっていき、立ち上がった時に仙骨が前傾気味に。
 
仙骨が前傾気味になると、何が良くないかというと、腰の反りが強くなり、猫背っぽくなります。
 
まあ、それくらいならば、まだまだ可愛いものですが、腰の反りが強くなると、もう一つの影響が生まれてきます。
 
それは、内臓に影響が出るのです。
 
骨盤全体で内臓を綺麗に支えることが難しくなるので、下腹がポッコリしちゃいます。
 
もし、太ってもいないのに、横から見て、キューピーちゃんみたいなお腹になっていたら、先ほどの姿勢をしていないか、ここ最近の行動を確認してみてください。
 
もしも「あー やっていた〜」と思ったら、今後しないように注意していると、その状態が加速することがなくなります。
継続した負荷が減っていくので、運が良ければ、自然治癒力で回復することもあるでしょう。
 
日々の小さなこうした行動が、無意識に体をデザインしてしまうことも良くあるので、気をつけてみてください。
本日は以上です。
 
本日お伝えしたことは、とある訪問先で、姿勢を調えたところ、下腹がすーっと調ったあとで聞いたこと。
それから、そこで見たとても気になった姿勢で気がついたことが、もしかしたら多くの方の役に立つのではないかな、との思いから記事にしました。
 
記事のきっかけになった ご本人曰く、これまで何をやっても、下腹が凹まないで大変困っていたそうですが、こんなに簡単に調うとは思わず、まさか、そんなところに問題があったのですねと、いたく感心されました。
 
  
 
もし、注意していても元に戻らなかかったり、自分なりに頑張っていても、なかなか元に戻せないけれど、どうにかしたいなという場合には、遠慮なくご相談ください。
本当はこの位置でしょうと、細胞に伝えてあげると、体はするすると変わってくれます。
 
そっと触れるだけの手技は、痛みもなく、優しい施術です。
 
どんな施術か気になったら こちら をご覧ください。