何もかもが、辛くて駄目になったら、トリプルケア的思考がとても役に立ちます

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「あ・・・・・・辛いな、これ以上は無理・・・・・・もう駄目かも・・・・・・」

体調や気持ちが、とことん落ちてしまうと、そんな感じでガクッと落ち込みますよね。

そんなとき、どんなことをしたら、あなたは回復をしますか?

美味しいものを食べる?
自分にご褒美を与える?
誰かに話す?

軽い落ち込みのときには、いい感じに回復できますよね。

でも、落ち込み方が、とても激しい場合も、同じだったでしょうか。

体力や気力が、酷く落ち込んだ状態で、更に精神的な疲れが入っていると、全てが沈み込んでいるので、けっこう辛いですよね。

私も、過去酷く落ち込んだことがあるのですが、その回復の経験から、大切な要素ごとに分解して調えていくことの大切さを学びました。

あれこれ絡みながら、酷く落ち込んでいる場合であっても、紐解くための「何か」は必ずあります。

その「何か」は、関連する要素を分解していくことで、これだというものが見つかります。

この回復方法が、自分以外にも効くのか確認するために、気疲れすることが多いタイプの人に試していただいても、やはり、いい感じで回復が早まるので、自分と同じように使えるものだとわかりました。

さて、そんなトリプルケアとは、一体どんなものでしょうか。

トリプルケアとは。

人が人として生きて行く上で、とても大切なことを大きく分けてみたところ、関連性が強いものが3つ見つかりました。

ここでは、その大切な3つの要素を、こんな風に定義しています。

気持ち

体調

エネルギー

大切な要素とは、この3つのことです。
また、ケアとは、この要素が「ど真ん中」に常にあるように、気をつけて行くことです。

とんでもなく良すぎない、とんでもなく下がりすぎない、真ん中。
中庸のところ、普通の場所。

一番上と、一番下の真ん中が、「ど真ん中」です。

この3つが「ど真ん中」から外れたとき、ある程度のずれならば自分で簡単に戻せるのですが、行き過ぎてしまうと、戻すのが結構大変です。
一番下付近にいったら、戻しにくいのは、なんとなく想像がつくと思います。

体なら、回復が難しくなるだろうし、気持ちなら、落ち込んだまま。
エネルギーは「元気発剌って、なにそれ美味しいの・・・・・・」 と、とても寂しい状態に。

この 3つはとてもしっかりと、繋がりあっているので、一つが「ずり落ち」ても、残りの二つが「ぐっと」支えようとしてくれます。 ただズルズルと落ち込む力が強いと、引っ張りに負けて、一緒に落ち込んでいきます。

全部が落ち込んでしまった、そんな状態は、なんだかきつそうですよね。

私の経験でいうと、食が細くなり、外に出るのも億劫になり、人と絡むのが辛くなりました。
好きな人と繋がっている、SNSすら見るのも辛くなりました。
更に酷くなると「もう全てがどうでもいいや」と思ってしまうほどになりました。
気持は内側では、「どうにか復活をしたい」と、強く思っていても、なかなか浮上できない状態。
浮上できないことが、更に追い討ちをかけてしまい、更に沈んでいく。
それはそれは、嫌なループでした。

復活にはコツがあります。

まずは、どんな状態であっても、
復活するのには、復活したいという気持ちが大切。

なので、もし、そんな気持ちが少しでもあったら、「自分は行ける!」と思ってください。

例え、どんなに人から酷いことを言われたと思っていても、浮上できない自分を自己嫌悪していたとしても復活したいと思っていたら、行けます。 スイッチは、しっかり入っているのですから。

次は、小さな行動をする心のあり方です。

「小さな行動?」

そう小さな行動です。
ご飯を食べるのも小さな行動だし、トイレに行くのだってそう、小さな行動です。
この小さな行動は、良い方向へ動くための動きですが、復活には何も派手な行動ではなくていいんです。

そうした小さな行動こそが、復活の鍵です。

小さくて素朴で質素な行動。
それくらいなら、できなくもないですよね。

いくつも小さな行動をして、「ああ、なんだ、これくらいなら自分にも出来る」という、自分を信じられるようになっていきます。

復活には、そんな気持がとても大切です。

どうするの?

いきなり高いところを目指すと、とっても辛くなるので、ここでは高みを目指しません。

最初は、小さなことを、ほんのすこしだけ。
少しできるようになったら、低くから高くへ、少しずつ進んでいくことが大切。

意識だけでもいいので、変えると、ほんの少しずつ変わります。

実際の方法については、こんな感じ。 とっても簡単です。

ど真ん中が一番強い!!!
とっても簡単なことであがる「ど真ん中力」