初めましてのおばあちゃま。
人生の先輩である素敵な女性に。おばあちゃま、というのはどうかなとは思いますが、とっても可愛らしい雰囲気だったので、おばあちゃま、と、ここでは呼ばせていただきますね。
腰椎の圧迫骨折がいくつも連なり、痺れや痛みは普段から注射でどうにかしていたようですが、その注射自体がかなり痛いので、できるだけ、しなくて済むなら嬉しいとのお話。
また、足が痺れるだけならまだしも、ここ最近、足がもつれてしまい、倒れた時に普通ならば、すっと出てくる支える足がでずに、意識に反して転倒してしまうことが何度もあったとのこと。
普通に歩けるようになれたらというご希望です。
それに骨折からきている背の丸まりで、首や肩も詰まり気味になり、腕にも少し痺れがあるそうです。
お医者さん撮ってもらったレントゲン。
骨粗しょう症もあるため、ご自身で見ても、ああ・・・・・・、という状態らしいです。
背骨の出っ張りも、だんだん目立ってきてしまい、手術を勧められても、上手下手が成功に大きく関係するのと、年齢から考えて、ご本人もご家族も、手術はできれば避けたいとのこと。
手術以外の選択肢でどうにかできないものかと、常々思っていらしたそうです。
そんなおり、私の施術を受けた知人のお勧めによって、先日ヒーリング(リセットプログラム・ボディ)をお使いいただきました。
ヒーリング自体が初めてで、何がどう変わるか、また本当に変わるのか、全くわからない中、知人をただただ信用しているからこそのご利用です。
神経繊維は強く押されてしまうと、上記の事象が出やすくなります。
どこかで圧がかかっているのかもしれませんが、どうしたらいいかは体が知っています。
ヒーリングで圧迫骨折した腰椎が戻るわけではありません。
でも、周囲や体全体でどうにかしようと頑張ってくれている、周囲の細胞は癒すことができます。
ずっと支えていて、くたびれて、固くなった状態が改善できれば、それぞれの腰椎も今よりは穏やかな位置に動いてくれることもあるでしょう。
今を支える細胞達が少しでも楽になるように、全体で見たときに、何をしたらいいのかを細胞に訊きながら、また、長年の積み重ねで発生した不調を根本から解放するように、ヒーリングで調えていきます。
骨粗しょう症の方への圧のあるマッサージは大変危険ですが、そっと触るだけの施術ならばお体への負担はほぼありません。
そっと触り、全体の流れを調え、ゆっくりと変化が進み、終了。
施術ベッドから、ゆっくり降りて、初めて立った時に出た一言がこちら。
「あら? 軽いわね!」
「ここに来るまでとはだいぶ違うのね。」
背骨の形状がヒーリングで魔法のようにピシッと回復したわけではないのですが、残存機能をしっかりと活かしきることで、生活品質はぐっと向上します。
もっと症状が軽い方が、同様のヒーリングを受けたらならば、もっともっと素早く、本来の状態に戻るのは至極当然のことですが、普段から注意できたらいいですよね。
あなたの普段の生活品質は、ご自身で納得できる品質になっていますか?
もし今日ちょっと疲れているなと思ったら、是非、ご自身でセルフメンテナンスをしてあげてください。
手を当てて、細胞にありがとうと語りかける以外に、
好きな香りを嗅ぐだけでも、好きな音楽を聴くだけでも、穏やかに好きな小説を読むだけでも、美味しいスイーツを心の底から楽しむだけでも大きく違います。
そう、身体と心の両方を満たしてあげてくださいね。
毎日の積み重ねは大きいですよ。
楽しんでいきましょう!