「原点(ゼロ)に戻る」と、自然と健やかになる。 セルフケアの最大のコツ
今回は、セルフケアの最大のコツについてお伝えしていきます。
世の中には、様々なものの見方や考え方がありますよね。
ある程度は自分との相性があると思うので、もし初手からなんか違うなと思うようなことがあったら、一体何が違うのかを見つけるようにしてみたりするのも、ちょっと面白いかもしれませんね。
ここでお伝えすることは、エネルギーワークを長年してきて、やっぱりそこだよねと、改めて納得したことです。
調子を酷く崩してしまった方達の回復に、とても役立ったことですので、これを知らないのと知っているのでは、だいぶ違うだろうなと思っています。
とてもシンプルなので、日々の生活の考え方や感じ方、それから行動に反映させることが、そう難しくなく、比較的簡単に取り入れることが可能です。
「こういう考え方もあるのか、変化が出るかどうか一度取り入れてみよう」と、実践し確認をしてみると、ああなるほどね と、数日のうちに小さな変化を感じることができることと思います。
実践がない限り変化が出にくいものですが、読むだけでも意識は少し変わりますので、健康のことで長く悩んでいることが、もしあるようでしたら、この後をじっくりとご覧ください。
「体」と「心」と「エネルギー」 この3つがバランス良くあると、いつも健やかにいられる
まずはじめに、言葉や用語の定義が異なってしまうと上手く伝わりませんので、必要なことを紐解いていきますね。
では、一つ目。
<バランスが良いとは何か>
真ん中、中心にいる事。
少し想像しやすいようにと、この3つを「玉」として、それぞれ描いてみました。
それぞれの玉を林檎くらいの大きさとして想像してみましょう。
真ん中や中心をわかりやすいように、場を設定します。
場は、ほぼ正方形の部屋としてみましょう。
ちょうど、天井から床までの真ん中にいる感じ。
正方形の中心で 高さも中心。
そんなイメージです。
* 天井にペッタりとか、床や壁にべたっと張り付くのではなくて、全部の真ん中がバランスが良い状態です。
(このとき心の部分でいうと、天井ペタリが躁で、床ペタリが鬱になります)
<3つの玉の特徴>
1)「体」と「心」と「エネルギー」の3つは、独立はしているものの、それぞれが密接に繋がっているので、どれか一つが上がると、他の二つも引っ張られます。
どれか一つが下がっても、同様に他の二つも引っ張られます。
2)「体」も「心」も「エネルギー」のどれもそうですが、使い過ぎると下がるほうに動いていきます。 気持ちが先走りすぎると上がってしまいます。
さて、定義はここまでとして、ここからは実際のことです。
引き続きご覧ください。
<実際の状態から検証をしてみる>
体の部分で検証してみましょう。
実際に疲れ果てた時を思い出してみてください、なんとなく理解できるかと思いますが、回復までに相応の時間がかかりますよね。
とはいえ回復はします。
自然な回復力がありますので、その回復力の範囲に入っていたら、どうにか戻ることができます。
でも、回復力を上回る使い方や、疲労の蓄積などがあると、回復しきれない状態となってしまうので、こうしたときには注意が必要です。
というのも、「体」の力が落ちきってしまうと、「心」も、「エネルギー」もそれについていくからです。
* 「心」が落ちても、「エネルギー」が落ちても、他の二つが引っ張られてしまいます。
<回復に必要な、とても大切なこと>
回復を促すためには、真ん中から離れ始めていることを、早いうちに知って、回復力が少しでも上回る環境を自ら作り出すことがとても大切です。
他のページでも言葉を変えてしつこく何度も伝えているのは、それが理由だからです。
セルフケアといわれるものの中で、何よりも大切な部分です。
* ここから先を読み進めるのを ちょっと置いておいて、今すぐに、10秒くらいでもいいので、今、自分がどんな感じかを探ってみてくださいね。
キャッチする力、自分の体の声を聞く力は、使えば使うほど伸びてきます。
読みながら実践していくと、変化が早いので、良かったらやってみてください。
<何を感じれば良いか>
違和感があるかどうかに着目してみてください。
状態が上々であるときには、小さなノイズと言い換えてもいいかもしれません。
綺麗な旋律の音の中に、外れた音があると変なように、全体を見て感じて、部分を見て感じて、そうしたことがないか見つけてみてください。
ただ、今の状態がとんでもなく疲れ果ていているとしたら、そうした違和感自体を感じにくくなっていますので、そんなときに見つけるのに役に立つことを3つお伝えします。
1) 体のこと。 左右で差が有るか否か。
可動域のチェックをしてみましょう。
右でできることが左でも全く同じようにできたら問題なしです。 想像していたように動かない場合には、何かが起きているか、全く使わなかったために全然育っていないかのどちらかです。
ただ、力を抜いて確認して違いがかなりあるならば、何かが起きていると思ってください。
2) 心のこと。 同じことを延々と考えていないか?
心も体と同じように疲れます。 疲れ出方が大きいものとして、同じことを延々と考え続けているというものがあります。 それが楽しいことを考えているならばいいのですが、楽しくない、どちらかというと辛いことについて、こうすれば良かった、ああしたら良かったのにと、過去の嫌なことをずっと考えていることがあったなら、かなり疲れています。
心が落ちると、体も落ちやすくなるので、風邪をひきやすい、寝込みやすい、朝起きられないなどの諸症状あるかもしれませんね。
3) 体のこと。 食欲の変化。
食欲は「心」や「体」の状態と連動しやすい部分です。 ため息をついて食欲が失せているときは、落ち込んでいる証拠。 ご飯が美味しく感じられない。 食べる気力がないという場合は、心と体の落ち込みが生じている状態です。 一時的な肉体の疲れなら、早く回復しようと食欲が一時的に増しますので、その時の経験と比べるとわかりやすいかもしれません。
<回復/改善の方法>
もし、違和感を見つけてしまっても、大丈夫です。
不安に思い過ぎる必要はありません。
逆に見つけたことで、回復のチャンスを手にしたんだ、やったね! と思い直してみてください。
原因と結果は対になっています。
不調が出るまでの道は確かにありました。でも逆にいえば戻る道は既にそこにあるので、その方法を知って、実践していくことで変わっていけます。
体の不調は体を、心の不調は心を調えていくのが一番ですが、もし上手くいかない場合は冒頭でお伝えしたことを思い出してみてください。
そう、この3つは思ったよりも密接な繋がりがあるので、そんな時には別のものを使えばいいんです。
心が上がりにくいときは、体から調える。
体が上がりにくいときは、心から調える。
そんなことも可能なんです。
なので、変化が出やすいものを見つけて、そこから調えていくのもありです。
不調を見つけたら、その原因がどこにあるか探ってみて、原因を生まないですむ方法を模索し、実行していくことで、最初のうちは、とてもゆっくりとですが、着実に変わってきます。
柔らかな気持ちで、少しずつ実践していくことで、次第に中心に戻りやすくなっていくことができます。
そして、バランスが取り戻せたら、違和感が小さなうちに対処していくことで、大きく調子を崩すようなことがどんどん減っていきます。
違和感が小さなうちならば、それが早く簡単にできますので、酷くないからと安心せずに、対処してしまいましょう。 ズレが小さなうちにすることが得意になればなるほど、快適な状態のまま、軽やかに人生を歩みやすくなりますので、違和感をキャッチするセンサーをどんどん育てていってください。
お伝えしたいことはここまでです。
状態が酷かった時には、最初は変化が感じにくいものですが、続けていくとある時を境に変わってきますので、しばらく続けて見てください。
やってみれば、少しずつですが変わっていきます。
良かったら続けて見てください。
ここから以下は、このサロンでしている対面施術と、良い状態を保ち続けるために施術後に丁寧にお伝えしていることなどを書きましたので、もし興味があったら、続けて見てください。
<綿密な対面施術 と 個別のアドバイス>
対面施術では、3つのうちエネルギーを中心に、落ち込んだズレを減らしていきます。
ズレが減ってくると、心も体も調いやすい環境となります。
勿論、体に生じた不調や不具合も同じように大切にして、同時に調えていきますので、その分回復が早まります。
私が何かで治すというのではなくて、元の位置に戻ってもらうための、スマートなお手伝いという感じが一番近いです。
最初の施術後にほとんどの方が「体って本当はこんなに軽かったんですね」と、不思議な感じで驚かれるのですが、それは状態に合わせて丁寧に実施しているからこそ生まれるんですね。
また、施術の後には、酷くなってしまった原因の根っこや、今後同じようにならない、日々の生活の改善方法などについて、ピンポイントで、どうしたら良いかについてお知らせをしていますので、もし、一人では難しいなと感じてしまうことがあったら、一度使ってみてください。
先ほどの「体の軽さ」はバランスが良いときに起きる状態です。この状態を経験すると、小さなズレが生まれた時に、なんか変だと、すぐに感じるようになります。 そうです、違和感をキャッチする力がこれで、ぐんと増すんです。 キャッチする力が上がれば、最適な対処方法もわかるし、実践を続けることで習得スピードもまた早くなるので、その分、快適な時間がぐっと増えてきます。
早めに使えば、その分良い状態で、体や心との受け答えが自然とできる時間が増えてきます。
一見矛盾しているようですが、休みなく自分の好きなことに動き続けたいと思っている方や、お仕事で忙しい方ほど、これが早く上手に使えるようになると、自分のやりたいことに、本当の意味で全力を注げるようにもなるので、自分の体と心の状態を最良にするこの方法は、本当に良いものだなあと思っています。