傷痕や火傷の改善　傷・火傷改善専用のエネルギーで内側の細胞から楽に、そして柔和な表情を

外界との境となる肌に、傷が出来たとき、血液で汚れを排出したあとで、体がする大切なことは、生命を守るための止血。
そして再び強固な外界との境を、早期に作り上げること。

小さな傷や、ちょっとした火傷であれば、自然治癒力が勝ることが多いので、何も問題は出ませんが、あるところを超えてしまうと、病院での治療が必要になります。
治療で綺麗に戻ってくれれば、それで良いのですが、回復力の限界を超えてしまった時に、ちょっとした不都合が生まれてきます。

それは経験してみないと、なんともわからない、辛いものです。
どんなものがあるかを知らない方にご説明をするとしたら、一番辛いと思われるのが、肌の突っ張り感。引き連れ感ではないでしょうか。
特に重度の火傷の場合はそれが顕著です。肌は外界からのバリア層という一番重視すべき機能を早期に回復させる為、表面の面積が最小となるような動きがどうしても働いてしまうので、治るに従い、その感覚が生まれてくることに。　ただ突っ張っているだけならばまだ良いのですが、余裕がないので、体を動かした時にピンと張ってしまい動作に制限が出ることに繋がります。
肌が突っ張れば痛いので、そうならないように気を付ける必要が生まれ、常に気にし続けなければいけないという状態が、休むことなく続くというストレスを抱えることに。
寝ていても、起きていても、感じてしまうそのストレスは、想像以上に大変なことです。

傷痕も同じで、広かったり、深かったり、複雑だったりすると、火傷ほどではないにしても固さや厚さなどが変わってしまい、また、ちょっと強くぶつけると、とても辛いことに。
既存の手技や手法では改善し難い、これらの問題を、ここでは傷痕専用、火傷専用の二つのエネルギーを使い、内部から緩めていきます。

細胞はもともとあった位置が好きで、隣同士の関係も同じ。
これが違ってしまうと、どうにかしたいという動きが生まれ、その動きの結果が、様々な症状を生み出すことに繋がっています。

なので、状態に合わせて、それが本来の位置に、もしくは、本来の位置に少しでも近く、そうした動きができると、固さなどが減ってきて、結果として、見た目や手触り、雰囲気が変わってきます。

もちろん、それらの回復には限界がありますので、傷がつく前と全く同じにという風にはなりませんが、何もしないよりも、ずっとずっと良い状態へと、変わることができます。
細胞の位置のズレが減ることで、肌の表面にも柔和さが後からゆっくりと戻ってきてくれます。

変化すると、見た目もだんだん柔和になります。
動きやすくもなるので、それだけでもだいぶ楽なものですが、傷痕の雰囲気が優しくなるにつれ、傷痕を見てしまった人からの質問に対して、都度説明する回数がゆっくりと減ってきます。
酷い怪我をした当人にしかわからない表にはあまり出すことがない心の深い部分の痛みも、時間が経つにつれ、穏やかになっていけます。

ずっと気にしなければいけない未来から、時々注意すればいい、そんな未来へもしスイッチしたくなったら、使ってみてください。

＊傷の内部の状態はそれぞれ異なりますので、この施術によって固さを皆無にしたり、見た目の状態を完全にするというものではないことは予めご了承ください。