あなたは、自分の体の「左右差」ってどの程度あると思っていますか?
ありそうですか?
それとも、無いですか?
なんとなく、ありそうと思っている人は、タイトルから、きっとあるんだろうなと思っているかもしれませんね。
いや、そうじゃなくて、ちゃんと あるよと 思っている人も、 え、そんなの無いよ と思っている人も、なぜそう言い切れるのでしょうか。
どうやって、そう思ったのでしょうか。
どこかを計ったのでしょうか?
それとも、なんとなく?
それとも、鏡を見て?
勿論、ウエストみたいに数値で現れたり、筋肉量などが見た目にも現れているものであれば、すごい説得力がありますよね。
でも、実際のところ、体の各部を そこまで把握していますか?
正直、あまり無いですよね。
だから、ほとんどの場合は、主観での判断だと思うのです。
特に確証はなくても、なんとなくそう思っている。
そして、そう思い続けると、それが当然となり、次第に絶対にそうだと感じていきます。
それ以外には無いと信じていきます。
そうした思いが強くなると、実際とのズレが生じても感じにくくなります。
実は、ここに、そのギャップがあると、よく無いんですよね。
自分の体はこうだろうという思い込み。
そこが全てのスタートになります。
つまり、簡単な言葉で言うと、ボタンのかけ違いが生じててしまうのです。
シャツのボタンなら、かけ違いは、なんか変だなとすぐに気がつきます。
でも、思い込みのズレは鏡で見え無いから、分かりにくいんですよね。
ずれていないと思っているから、そうは思えない。
ずれていないと思っているから、指摘を受けても、それは違うと言い切ってしまったりもする。
それ以外にも いろいろあります。
実際の肉体ですが、利き手がある以上、よく使う側が筋肉があるでしょう。
足だって利き足があるし、目だってそう。
となると、鏡図形のように、左右が全く同じって人はほとんどいないでしょうね。
なのに、ほぼ同じだと思い込んでいたら、ずれまくり。
ずれているのに、ずれてないつもりになっている。
もう、ずれまくりですよね。
ここまでわかると、なんか滑稽ですよね。
チャップリンの映画で、本人はいたって真面目なのに、第三者的視点で、それを観察するようにみている、あんな感じで!
イメージと実際のギャップが少しでもあれば、その先々のズレはやっぱり大きくなりますよね。
そのズレがないと思って、あれこれしていても、ズレているから、ズレが拡大するばかり。
だから、あれこれ、わからなくなるんです。
逆に言えば、こうであろうという思い込みを一旦手放して、本当の状態を観察することで、それを回避できます。
思い込まず、観察では状態を淡々と把握する。
正確に把握することで、左右差の実際がわかる。
コンピューターに、正しい情報を入れたら、正しい答えが出てきやすくなります。
自分の体も同じ。
正しい情報を手にして、どうしたらいいのかを、余計な思いを抜いて、淡々と実施していけば、本当に望んでいた答えに近づけるのです。
ここまでわかってしまったら、あと、何をするかは、もうわかりますよね。
全てはそこから。
そこさえ押さえてしまえば、自分の体について、本当の意味でプロフェッショナルになれるのです!!
楽しみつつ、淡々と感じ取ってみてください!!!