足裏の角質が厚くなって、歩きにくいし、見た目もあれだし、それに痛いなどで、表面をヤスリや軽石などで削るなどの工夫をしていることが多いかと思うのですが、いかがでしょうか。
もし、その対応に1回20分程かかっていたとしたら、年間でみたら、どの程度の時間を費やしていることになるかなんて、考えたくはないですよね。
可能ならば、そんな苦労はしたくないし、できたら何もしたくない。
もし、そう思っていたら、肌のことに、ほんの少し詳しくなるといいかもしれません。
そこで質問ですが、肌とは、いったい何でしょうか?
なんの為に存在しているかと考えた場合、肌は、外界と内界の間にあるもの。
つまり防御する層という役割が結構大きいんです。
外界からの刺激が何度も繰り返されたら、確実に身を守るために分厚い鎧のように変化しなければなりません。
実は肌は、こうしたときに生体防御のための重要なスイッチを持っています。
肌に、何度もなんどもしつこく触れるような、嫌な圧のかかり方があると、これはこのままでは 皮ふが破けてしまう。
やばいよー これは危険だ! と感じたら そのスイッチが入ります。
スイッチが入ると、圧のかかるところを中心として、角質層の増産体制にはいり、肌の厚みがどんどん増していきます。
これなら安心できるというところまで、厚みを増すのです。
このスイッチがはいるからこそ、削りたくなるほどの厚みがでるということ。
これを逆に考えれば、どうしてそのスイッチが入るほどの負荷があるかを探って調えれば、そのスイッチを押さなくて済みますよね。
そうなれば、そう、冒頭の希望にどんどん近づいていくわけです。
では、どこにスイッチがあるのでしょうか?
結論からいえば、
体のバランスを調えればいいだけ。
そう 体のバランスが、崩れてしまい、足裏に刺激が強く入っているから起きていること。
肌への負荷が高いからこその、自然な反応を起こさないようにすればいいだけ。
だから体を調えて、体重のかかるポイントが元に戻り、足運びが変わると、変わっていくんです。
すごいシンプルですよね。
足裏だけでみているとなかなか、ここまで わかりませんが、体全体と肌の生理を知っていくとそんな風に紐解けていくんです。
体のバランスが調えば(変われば)、自分で角質を削ったり、切ったりしなくて済むようになります。
そうなれば、いろいろ苦労していた時間を他に使えるということ。
私もごくたまに、かかとの厚みが目立つことがあったのですが、あ、体のバランスが崩れていたのかー とすぐに気づき、バランスを調えるとすぐに戻るので、やっぱり肌って面白いなーと思いました。
足裏の角質が厚くなるのは、歩き方と、重心のかかり方に問題がある場合がとても多く、踵に厚みが出る人は、踵側に重心があり、踵をメインで、じわりと着地するからこそのもの。
外側に出る人は、外側にじわりと着地をしているので、そこばかりが厚くなります。
さて、ここまでわかったあなたは、足の裏の様子をみて、これからどうしますか?
そう、スイッチが入らない方向、つまり、体を最良のバランスに変えてあげるだけでいいいのです。
それには、体のバランスについて、調える方法を調べたり、学んだり、実践したり。
ときと場合によっては、調整できる人にお願いしたりするといいので、ご自身の好きな方法で改善してみてくださいね。
「おまけの宣伝をさせてください」
体のバランスを調えるのに原因を探って調えるのが得意なここは、バランスの改善に重要な役割がある仙骨も同時に調えているので、良い状態が他のところよりも長持ちしていると、お客様に教えていただきました。 歩き方の癖をとるような、今にぴったりな動きのトレーニング方法なども同時にお伝えしていますので、良かったらこちらも見ていってみてください!