眼精疲労 と 頭痛

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色々あげたら、きりがありませんが、ふと気が付いたら、10年前よりも目を酷使するものが増えていますよね。

特にここ最近はモバイル系の画面は大型になり、描写密度が上がり写真や文字も綺麗になり、とても見やすくなりましたが、通信環境が整い、様々なアプリのおかげで、目が常に追いかけている情報もまた同様に増えていますよね。

毎日が忙しいと増えたことに気がつきにくいですが、最近、眼を休ませた覚えがありますか?

遠くの景色を見たり、空を見上げたり、地平線や水平線は街中ではなかなか拝めませんが、雲くらいは見ることができると思います。

ここ一週間で何回、遠くを見ましたか?

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私は、たったの2回でした。

それも、ほんのちょっと見たくらい。

先日の虹も見逃したし、
そういえば、ずっと手元にある資料や文字を見つめていたなと、自分でもちょっと驚いています。

眼はずっと近場ばかりをみると、それに合わせて近いところを優先してしまうそうです。
だから、たまに遠くを見つめるように言われていたのですが、なかなか難しいですよね。
ふと顔をあげても、建物の壁が連なり、目の休まる色の緑色がとても少ないですよね。

一番いいのは、見る量を減らして、時々、遠くにあるものをじっと見つめることなのですが、もしそれが叶わなかかったら、目をつむっていただき、自分が過去見たことのある、素敵な景色を頭の中で思い浮かべ、目を閉じたまま、その景色をしっかり舐め回すように、目を動かして遠くの景色を見るようにしてみてくださいね。

富士山の山頂でみた雲海の向こうから、顔を出し始めた太陽を思い出してもいいし、行ったことがなくても、そういうところにいる自分をイメージして行うのでもいいです。

アルプスなどの遠くの山々や、はたまた、広大な湖みたいな景色や、エメラルドグリーンの南の海を想うのもいいかもしれません。 自分の好きな世界で、緑色が沢山あるシーンを想い描いてみてください。

本当はリアルに見るのが一番ですが、夜中だったり、周りに素敵な景色が何もない時には、頭の中にイメージを作りあげ、擬似的に目を動かして遠くを見た気持ちになって、可能なら5分ほど、眼のエクササイズをしてみてください。

何もしないよりは、ずっと楽になると思います。

逆に、普段は遠くばかりを見る方は、近場が苦手になるので、近くて素敵なものを見るようにしてみてください。

毎日の負担が少しでも減り、回復方向への動きがあれば、普段の視力も落ちにくくなりますので、是非気にかけて実施してみてください。

また、寝る前の30分は無理にしても、15分はPCやスマートフォンの画面を見ないで、室内を薄暗くして過ごすだけでも、心が少し穏やかになり、体も目も休まりやすくなるので、お試しください。

Hidamari