考え過ぎていたり、余裕が全くなくても、時には空を見あげてみてください。
携帯の画面ばかりではなく、窓の向こうにある、本当の世界を。
空の高さと青さを、目で見て、肌で感じて、体全体で味わってみてください。
感じれば感じるほど、自分を取り戻しやすくなってくるのに、気がつくはずです。
「ここのところ、ずっと考え事をしていた」
「そういえば、余裕が全くなかった」
「地面ばかりを眺めていた」
「でも、今日、久しぶりに太陽を見た」
「空が高く、風が爽やかに吹いていた」
「空が青いことをずっと忘れていた」
「余裕がなかったことを思い出した」
「深呼吸がしたくなって、してみたら、体が楽になった」
「思っていたよりも、煮詰まっていたんだとわかった」
「うん、今の感覚のが気持ちいい」
「本気でそう思った」
「だから、もっと空を、空を見ていたい」
「明日も、疲れる前に、ちょっとだけ前髪をあげて、見上げてみよう」
「スマホの手をほんの少し休めて、抜けるような青空を」
もし、今が、夜だったら、夜空もいいものですよ。