「まあ、こなんものだろうな」
「でも、ちょっと何かが違う気がする」
もっと元気なのがいいのに、どうも溌剌としない。
年齢のことももあるし、周りを見回しても、そんなに酷くない気がする。
だから、まあ、こんなものだろうと思っていませんか?
でも、その思いは、実は「思い込み」の可能性が高いとしたらどうしますか?
もっと元気なのがいい。
頭の中で想像した自分の姿。
きっとそれは、体が教えてくれている小さな信号。
これくらいが本当だよと、教えてくれているもの。
ここまでが本当だよと教えてくてくれているもの。
なのに、これまでの経験で得た知恵や意識が邪魔をして、これくらいで普通と考えてしまい「まあ、こんなものだろう」と決めつけてしまっている可能性があります。
人は全員見た目が異なるように、状態もそれぞれ違います。
目に見える周りの人がどうあっても、人と自分は違うと理解したうえで、自分の内なる感覚を大切にしていくことができると、本来の状態に戻りやすくなります。
もちろん、負荷は取り除いてあげる必要はありますし、何もしなくていいということではありません。
でも、変わる余地がそこにあることに気がついたらならば、この時点からなら大丈夫。
今なら、まだ自己改善が可能です。
施術を通して、本来の自分って、こんなに軽いんだと気がつかれた方の、明るくなった軽やかなお顔を拝見するたびに、自分で自分にかけた、思い込みをどうしたら外せるのだろうかと考えていました。
そこで、ここでは、ご自身で出来る小さなヒントとしてお伝えしています。
心に訊く(きく=訊ねる(たずねる))
どうか、どこに原因があるのか、負荷の源を探ってみてください。
体の不具合からなのか、気持ちの引っ掛かりなのか、どこに負荷があるのでしょうか。
そうして、それをどうすると良いか、心に訊ねるように聞いてみてください。
こうすると良いよと、頭に浮かんだことを、そんなことはと思うことなく、ただただ、そっと実施してみてください。
そうするだけでも、ほんの少しは変われます。
広々とした砂浜も砂丘も小さな粒が集まったもの。
粒がひとつひとつ動くと、見た目にわかるほど変化していきます。
意識と行動も、同じように体を変えてくれますよ。
まずは、思い込みかもしれないなんだな、と気が付くこと、それに小さな行動。
ご自身の心が動くと、モノクロ映像に色がつくように、あれこれ戻り始めます。
大切なことは、「何も、決めつけずに、ただただ素直になる」ことです。
これをしたら変わる。
そのことが新たな思い込みにならないように、思い込みのマジックに注意しつつ楽しんでみてください。