あの辛い時代に、こんな魔法が欲しかった。  だから、今・・・・・・

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ぐきょ

 

高校生の時のアルバイト、大変だったよね。
友達のお父さんの会社に、友達と一緒に働きに行かせてもらって、嬉しかったな。

でも、引越し屋さんでアルバイトをしていたあのとき、
それから、自動車の電動アンテナの製造をしていた会社のあのとき、

腰、酷く痛めたよね。

引越し屋さんのときには、狭い廊下を、ダンボール箱ではなくて、大きな帆布の袋の中に、なんだかよく分からない大きなものが、どかっと入れられた重いものだったよね。
鉄の塊みたいに小さければ20kgだってそう重くは感じないのに、足を広げて無理な体勢で、すり足でないと動けない大きさのものだったよね。
一人でどうにか頑張れる重さだったから、持っちゃったよね。
人数が少なくて荷物が多くて、どうにか回さないといけない現場だったから、みんなで無理してたよね。
あとからじわっときて、ちょっとやばいかもと思ったけど、あまりにも重すぎて、擦ったら床が傷みそうだったから、外に出るまで頑張っちゃったよね。
外に出て、そっと下ろしたら、今まで知らない、グキョっという感覚がして、動けなくなって、みんなに迷惑かけちゃったよね。
誰かが来るまで待っていたらと、あのときほど、本気で後悔したことはなかったよね。
治るまでかなりかかって、今でも狭い廊下は怖いよね。

それから、電動アンテナの製造会社では、中庭に置いてあった、フォークリフトで運ぶような鉄格子のようなカーゴ。 二段目に乗っていたのを一人で持ち上げちゃったよね。
重さはどうにかいけると思ったのに、動いて外れないようにと段がついていて、手前が引っかかってどうしようもないからって、背中を反らして斜めにして回避したよね。
斜めにしていって、もう戻れない体勢のとき、体の中から、なんかやばい音がしたよね。
周りに誰もいなかったし、あれは誰がどう考えても、もう、このまま行くしかないって状態だったよね。
とにかく、どうにかしないとって、無理して、確かにどうにかなったけど、人間には限界があるって、体感しちゃったのは、その時だけだよね。
腕力だけじゃないんだって、行けそうと、行けるは違うんだなって、本気で学んだよね。
そのあと、だいぶ長い期間、ずっと痛かったよね。

そんな過去の自分に、今使っているヒーリングの処方ができたらと思うと、すぐにでもタイムマシンに乗って施術をしに行きたい。

医者に行っても、レントゲンでも異常は認められないからと、消炎鎮痛剤の貼り薬ばかり。

表面がスースーするだけで、じんじん  じりじりと辛い、背骨の奥や、腰骨の深い部位の痛みはなかなか引かなかったよね。

自然に回復するのを待つといっても、捻るように、潰すように動かした無理は、なかなか消えなかったよね。

あの時に、本当に今の施術ができたら、どれほど回復が早かったか。
どこが傷んだか、体に訊いて教えてもらえる今の技術があれば、エネルギーを届けることができれば、どれほど楽になるのが早かったか。

タイムマシンはないし、その日の前にも戻れないから、無理だとはわかっている。

けど、受傷後、翌日にすぐ復活できていたら、きっと人生は大きく変わっていたよね。

無理をしないのが一番だから今後は気をつけるけど、もし、その時に今の施術で、すぐに変わることができたら、痛くて辛くて困っていて、医者に行ったり、動けずに寝ながら、肉体を癒していたあの長い時間に、あれこれ経験することが絶対にできたよね。
お金を稼ぎにいって、体を壊して、寝込んで、医者でお金を使って、なにやってるんだか。

確かに、本当に いい経験にはなったけれど、もっと素早く回復ができていたら、きっと色々変わっていたよね。

今ならそれができるのに。
過去の自分へ直接施術ができないのがとても残念。

自分の状態を正確に把握し、意識することで、体の状態が変われることも知らないあの頃。
せめてそれだけでも、伝えたかった。

そんな時には、こうするといいんだよと伝えたかった。
今なら、体と心のことの対処ができるのにね。

 

もし、同じように、悩んでいる方がいて、もし、これを読んでいたら、今のあなたに伝えたい。

こうするといいよ。
こう意識すると変われるんだよ、と。

体の傷んだところはここ。
そして、ここをこんな風にカバーすると楽になるし、こうしていくと、もっと回復が早まるからしてみてねと。

大抵のことはわかるし、今の状態に合わせて伝えられる。

タイムマシンはないけれど、今、同じ時間を、同じような場所で、実際に会える人になら伝えられる。

そんな人が、人知れず辛い思いをしている時間や、対応している時間が大きく減れば、もっと素晴らしい経験を積むために使えると思う、そう思うと、どうしても伝えたいという気持ちが湧いてくる。

過去の自分では成し得なかったことも、今、この世界にいる人には伝えられる可能性がある。

可能ならば、どうしたらいいかを私は伝えていきたいと思っている。

少なくとも、3ヶ月後には、あなたの口から「 ああ、そんな辛い時代もあったよね、あの時に回復して、自分の体と心のことを理解できるようになって、時間ができたぶん、あれこれ経験できて本当に良かったな」と、そう言ってもらえるように。

私は伝えたい。