あなたの痛いところはどこですか?
あちこちですか?
それとも1箇所ですか?
今ある、その痛みは、いつ頃から出ているのでしょうか?
ある日突然?
それとも、気がついたときには、もう痛いのが普通になっていましたか?
その痛み、実は、とても小さなことが、きっかけになっています。
そう、痛くないから大丈夫だと無視していた、あなたの思い出の中にある、あの頃のこと関連しているんです。
そう、あの頃。
ちょっと調子が悪いな、とか、なんか重いかな、と思っていた、あれです。
ほんの少しの不調。
気がついてはいながら、結構無視していましたよね。
特に痛くないから、今それどころではないしと、平気で無視していましたよね。
無視が上手になると、同じ香りをずっと嗅いでいた時のように、次第に感度が鈍くなります。
ずっと無視していると、原因はそのまんま。
放って置かれることで、だんだん酷くなります。
何もケアせず放っておいたら、どうなるでしょう。
どんな綺麗なところでも、チリやゴミが次第に溜まるように、美しさはなくなります。
最初の頃の、なんとなく重いかも、が、次第に重くなり、どんどん重さが増していきます。
メンテナンスを一切せずに、錆び付いて動きが悪くなった自転車のチェーンのような感じで、ギシギシとしか動かなくなるんです。
人は、植物のように固定ではなく、動物だから一箇所にじっとしていることができません。
特に大きく動こうとしなくても、常に小さく動いています。
だから、いざ動くときに、ギシギシしていたら、どうなるでしょうか。
ギシギシを無理して動かせば、突然痛みを感じてしまうこともあるでしょうね。
痛くなかったから、そのままにしていたツケが、ついに分かりやすい形でやってきたのです。
無視して放っておいて、今痛い。
改善するには、最初に伝えてくれていた、そう、あの部分を調えていくこと。
自転車なら、油をさして、サビを取り、掃除をすることで心地良くなるように。
体にも同じように優しく触れ合うことで、変わっていく。
あなたの、あの部分は、一体どこでしたか?
そのときに伝えてくれていたことは、なんだったかを、できるだけ詳しく思い出してみてください。
ここかな、これかなというものが見つかったら、そこを中心に調えていきましょう。
ご自身で、その部位に対して、優しい言葉をかけて触れることで、これからどうしたらいいかという情報が入ってきます。
どんなメンテナンスをしたらいいかは、本当に人それぞれですが、そのとき、自然と頭に浮かんだことを実施してみてください。
そうすることで、体は次第に変わってくれます。
どんなに小さなことでも、無視していたときの ゼロ ではなく、イチ です。
調えることでの変化は、最初は小さいかもしれませんが、もう ゼロ ではないんです。
だから、変わってくれます。
ゆっくりかもしれないけれど。
変わってくれます。
あなたの、あの部分は一体どこでしたか?
そして、それをどうやって調えていきますか?
どんなに小さくてもいいので、今すぐに、できることから実行してみてください。
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