もしも、猫背で、ずっと背骨が詰まった感じがして仕方なかったら、ココに着目してみてください。

寝ていても、背中が伸びずに、常に詰まっている感じ。

どうにかしたいと思っていても、背中を揉んでも解しても、一時的にはどうにかなっても、すぐに戻ってしまう、あの感じ。

激しい猫背はとても辛いですよね。

「長いこと、そうなので、これは、もう仕方ない」と我慢をしていても、仕事や日常で忙しくなると、回復が遅れて、限界に。

この状態は、これからもずっと回復しないのでしょうか?

絶対に無理なのでしょうか?

例えば、目が充血したり、疲れたりしたときには、その原因がどこかにあるはずです。
目を使いすぎていたら、適度に休憩をいれたり、手元を明るくしたり、とにかく見やすい環境と、回復する環境を作ることで改善が可能です。

猫背はどうでしょうか?

何かが起きる時には、原因となる何かが、どこかに絶対にあるはずです。
そして、その原因を調えたら、どう考えても楽になれますよね。

なので、曲がってしまう原因をちょっと探ってみませんか?

なぜ、そうなるのか、それが理解できれば、改善の手が打てます。
そして、その結果が導きやすくなります。

痛いところを揉んだり、解したりも、その一環だったと思うのですが、
もう少しだけ、深く掘り下げて、原因を探ってみませんか?

そして、もしそれが、うまくいけば、今よりもずっと楽になれると思うのです。
疲れ目にならない工夫で、楽になるように。

なぜ背中は丸まるのか?

 原因を逆に探る

背を意識的に丸めてみてください。

丸めてみましたか?

丸めようとすると筋肉が動きますよね?

そう、背骨は骨なので、丸めようとしても、骨だけでは丸まりません。

だから、猫背になるのに、筋肉が動いているとわかります。

丸まるには、筋肉を動かしている「なにか」が存在しているんですね。

では、なぜ勝手に丸まるのか?

丸まりたくないと意識しているのに、丸まるなら、それは一体なぜ?
それを探っていきましょう。

筋肉は指令がないと動きません。

意識じゃないなら、無意識かな? と想像がつきます。

無意識に筋肉に指令が出ているなら、どこからそれは出ているのでしょう?
ヒントはどうやらそこにありそうですね。

無意識の司令官の存在

今度は、鏡の前で立ったまま、ちょっと持ちたくないくらいに 重たいと思う荷物を、片手で持ってみてください。
大きなスイカとか  お米とか 大きなペットボトルとか、自分にとってこれはキツイなと思うくらいのものでOKです。

持ちましたか?

多少は傾いでいるでしょうが、バランスが自然と取れていますよね。

決して、さあ右足を踏ん張って、つま先にも力をいれて、ふくらはぎもほら頑張って、肩にも力をいれて、と意識せずとも、ほぼ無意識に、バランスを取って立っていますよね。

優秀な司令官が、全てを意識していると大変だからと、私たちの無意識の部分で、そうした細かな指令をだしてくれているので、とても楽ができているんです。

そう、優秀な司令官!!

その存在に気がつくと、「背中を丸める指令が出ているのかもしれないな」と、なんとなく想像がつきますよね。

司令官は本当に優秀なのか?

司令官がいるなら、司令官のミスを疑いたくなりますよね。

でも、この無意識下の司令官は、むやみやたらに指令は出しません。
最小の労力で、最大の効果を得るのが至上命令なので、腕の重さも、うまいこと使って、バランスを取ってくれます。

何かがあれば、バランスを取るために、即座に指令をだしたり、続けることはあっても、あくまでも何かがあったら出すだけです。
体はいつも一番楽をしたいから、無駄を省くのが得意なので、最小の指令しか出してくれません。
司令官が壊れていないとなると、「背中を丸める 指令のもとが何か」 が、一気に気になってきますよね。

背中が丸まるって どこがなんだろう?

体を知ると、理解が深まるので、骨からそれを見てみましょう。
簡易図ですが、骨は上から揃えると こんな感じ。

頭蓋骨(ずがいこつ) <<< 頭 (実は結構重い 5ー6kg前後もある)
頚椎(けいつい)   <<< 首
胸椎(きょうつい)  <<< 胸のあたり
腰椎(ようつい)   <<< 腰
仙骨(せんこつ)   <<< 骨盤に挟まっている部分 背骨の土台
尾骶骨(びていこつ) <<< ぶつけると痛いトコロ

時々聞くことのある、骨の名前。
改めて見ると面白いですよね。

胸椎(きょうつい)や、腰椎(ようつい)それに頚椎(けいつい)は、椎骨(ついこつ)の集まりのこと。
似たもののグループなので、名前が付いています。

重たい頭を支えながら、前後を中心に、左右も少しバランスをとる骨達。

丸まっているのは胸のあたりで、反っているのは腰のところですよね。

丸まるまえに、反っていた!!

長い背骨。
椎骨が重なってできた背骨。

背筋が伸びているところから、背中だけを丸めると、体重が前の方に移動し重心が変わります。

最小の労力で、最大の効率を図るのが大好きな体からすると、負担が強い動きです。

なのに、普段は背中が丸まっている。
背筋を伸ばして丸めたら重心が前になるのに、その前になったままの状態を好んでいる。

何か変だと気がつきますよね。
最小の力でバランスをとるならば、これはおかしいですよね。

そう、丸まる前に、後ろにいく動きがあるのではないかという想像がこれでできます。

背中の丸まりのまえに、それを誘発する原因があったのです。

それが腰の反り。
腰が反っているから、背中を丸めて前後のバランスを取っていたんですね。

となると、腰の反りを改善すればよいのではないかと想像が出来ます。

ここまでわかると、背中の丸まりが戻るのが見えてきたような気がしませんか?

土台

では、腰の反りの原因はどこにあるのでしょう。

建物ならば、建てるときは土台が大切です。
背骨の土台は、どこかというと、先ほどあげた簡易図の「仙骨」が土台になります。

腰が反るならば、土台が傾いているのかも? と 想像がつきます。

土台が、おなか側に傾いていると、体が前につんのめってしまうので、反ってバランスをとります。

そう、それが腰の反り。

反りが強くなると、下腹部が、痩せていても ぽっこりしてしまうので、ああこれかと理解しやすいかもしれません。

となれば、その土台が、元のようにほぼ平らになればいいだけのこと。
そうなったら、再び、最小の労力で最大の効率で、綺麗にバランスをとってくれるのが目に見えるようです。

仙骨はなぜ前に傾いているのか?

仙骨は、背骨の土台にあたる骨です。
左の骨盤と、右の骨盤の合間に挟まるような位置にあり、繋がっている左右の脇が小さく動きます。
背骨が前に動くと、仙骨が後ろに動き、背骨が後ろに動くと、仙骨が前に動き、全体のバランスを取ってくれます。

でも骨盤との隙間が絶妙すぎて、強い圧力がかかったりすると、位置がずれたり引っかかったりして歪みます。

土台が前に倒れこんでいるときは、左右の隙間の部分の動きに異常があったりすることがとても多いのですが、この部分を丁寧に緩めてあげると、元に戻りやすくなります。

とんでもない腰痛はこの動きが著しく制限されて、動かなくなっていることが殆どです。
でも、軽い傾きはの崩れは、優秀な司令官が、背骨全体でどうにかこうにかしてくれているので、とても見つけにくいんですね。

ではどうするか?

反ってしまった腰。
それに合わせてバランスをとってくれている背中の丸まり。

その丸まりを作るために、どちらも筋肉を使い続けていて、背中がガチガチに凝っていると思います。

どちらも、無理なく戻すには、仙骨の動きを取り戻してあげるといいのです。

仙骨の脇の妙な感じになった隙間を緩めると、仙骨の動きが ぐんぐん回復していきます。

仙骨

腰の反りを揉んだり解したりして戻そうとしなくても、
背中の丸まりを、ぐいぐい伸ばそうとしなくても、
そうすることで、優秀な司令官が働いてくれます。

原因がなくなれば、バランスを取るための指令はもう不要。
そうなると、新たに「本来の位置に戻れ」という指令が届くのです。

指令が届くと、体は緩み始めます。
反りを作るのに鍛えてしまったかのように妙な形に育ってしまった筋肉も、使わなくなる分、すこしずつ減っていくことでしょう。

それから痛み。
ここが
反りがきつくなると、背骨(椎骨)と、背骨(椎骨)の間にある、座布団みたいな役割をするクッション(椎間板)が、片側だけ潰されている時間が長くなります。
するとクッションの疲れの回復が全然間に合わなくなります。
でも、バランスを取るために、無理に曲げようとする動きが綺麗に消えたとなると、一体どうなるでしょうか。

余分な負担が減る分、回復力が勝ち始めますよね。

正座をしていて、血行が減って痺れた足が、正座をやめると回復するあの感じです。

回復が進めば、そう、痛みも自然と減っていきます。

痛みを無理やりなくすことなく、ごく自然に楽になるので、とても穏やかに心地好さが戻ってきます。

ここまでわかったら、もう、大丈夫ですよね。

あとは、どんな風にそれを実行するかだけです。
それができたら、優秀な司令官も、もっと楽ができて大層喜んでくれそうですよね。

もし、調えるのに、痛いのが嫌とか、辛いのは困るというときは、エネルギーを使って調えるならとても楽に済みます。
ぐいぐいしたり、強く揉むこともしないで、ただそっと触れるだけ。
指先で触れたり、手を軽く当てたりするだけで、それがその場で現実のものになります。
これ、結構面白い体験なので、長い人生の中で、一度くらいは試してみるのもいいと思っていますが、こればかりは好みがあるので、ご自身の好きなスタイルで、仙腸関節の動きを調えて、仙骨の傾きを本来の位置に戻してみてください。

エネルギーを使って調った お客様の声

猫背幼少期から抱えていた猫背もスッキリし、体の重要性を改めて認識できました。
* シェアノートに書いていただいた感想の一部を転載させていただきました。

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