感度を高くするには

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氣という字が良いようなので、氣で書いてみますね。
  
氣の感覚、もう理解しているでしょうか?
 
ここでいう氣の感覚ですが、三つあります。
 
「出す時」と、「受ける時」、それぞれの感覚。 
それに「何もしないでいるとき」に感じる感覚です。
 
 
もし、「受ける時」のものが、まだだったら、空気を読む感じで、なんとなく伝わってくるものを掴むようにしてみてください。
雰囲気を掴む感じで、なんとなくの感覚をただただ味わうようにしていると、一人でもそのうちにわかると思います。
 
一番良いのは、一流のスポーツ選手のプレイを生で見たり、選手と一緒にプレイを楽しむように、どなたかのものを味わうことですが、氣のエネルギーを流せる方が周りにいれば流していただき、それらをしっかり感じてください。
  
本物の方なら、すぐに体に反応が出ますので、「おお!」「これか!!」という感じで、あっという間にわかると思います。
 
 
さて、本題に戻りましょう。
 

受ける時の感度が高ければ、エネルギーの違いをより正確に、より緻密に把握できるようになりますよね。
すると、出す時にどうしたら、どうなるかが、出す時の状態を変化させるたびに、その小さな違いが分かるので、何をしたら良いのか、何をしたら駄目なのかがよく分かるようになります。
 
だから、何をどうすればよいかという方法の習得には、この感度の高さが必須です。
 
では、受ける時の感度を上げるにはどうしたら良いでしょうか?
 
じっとしていても変化はありません。
 
 
なにかをしなければなりませんが、あなたならどうしますか?
 
 
私のとった方法
 
私がどうしたかというと、「わかった」部位の最小単位を1/10に分解しました。
長さでいえば、1cm単位を1mm単位とするように、理解できたところを細分化しました。

そしてその部位が「わかる」ようになったら、さらに1/10にすることを、何度も何度も繰り返して行きました。
 
ここで、もうできていると思い込むと、ついつい出来ていると思えてしまうので、気を付けなければなりませんが、そうやって、細分化することで、精度を上げていきました。
 
得意な部分の計測が緻密に出来るようになれば、周辺も同様にできるようになってきます。
そうして、どんどん「わかる」化を進めていきます。
 
難しい時には?

そんな時には、1/10ではなく1/2化してみましょう。 半分ならきっと分かるはず。
半分の半分で1/4、さらに半分で1/8も分かるようになれば、1/10の感覚も直ぐそこに見えてきます。
1/4

半々にでも良いのですが、通常は十進法が多いので、最後に1/10で理解できるようになると色々と便利です。

  
こうしたことは、地味過ぎて、適当にこなしてしまいたくなるところですが、大きなことは、こうした小さなことが当たり前のようにできて、初めてできるものです。
つまらないと思うと伸びませんので、なにこれ!? と ゲーム感覚で楽しみつつ進めてみてください。
 
未来のすごいことも、今の、このとても小さなことが支えてくれます。