歳をとって、開けにくいペットボトルのキャップから美味しい動作を知る。

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ペットボトルのキャップ。

ペットボトルキャップ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前は、テレビを見ながらだって、すっと開けられたし、誰かとお喋りしながらでも、なんの苦もなく するりと開けられた。

それが、今では、頑張って開けないと、キャップが回らなくなってきた。

握力がなくなったのか、なんなのか、正直よくはわからないけど、新しいペットボトルを開けるときに、なんでこんなに頑張らないといけないのだろうか。

そういえば、最近は瓶の蓋を開けるのも、なかなか開きにくくて、億劫になるし、鍋や食器もそう、重たいものは、持ち上げるのが大変なので、できればあまり使いたくない。

厚みのある大きめの湯呑みやコップも、持ち上げるのが面倒で、できるだけ使いたくない。

もう重いし、開かないし、一々大変。

 

 

 

若いうちは、えー、そんなこと無いでしょ! と思うでしょうね。

でも年齢を重ねていくと「そうそう」「あるある」と、頷いてしまう方もいらしゃるのではないでしょうか。

 

 

こんな風に困ったときに、簡単に うまく開けるコツって あるのでしょうか?

 

 

答えは

 

 

「あります」

です。

 

体の使い方を、いままでとは変えれば、まだまだ可能です。

その使い方をお伝えする前に、予備知識として大切なことを幾つかお伝えしておきます。
基礎を知っているのと知らないのでは、応用力のつき方の有無がまるで違うので、そんなに長くありませんのでお付き合いください。

 

体はものすごく省エネが好き

体は、基本的に省エネが大好きです。

それも肉体を改造するレベルで好きです。

骨折をしたことがあり、長期間していたギプス外した時に、思ったよりも筋肉が落ちてしまった経験がある方にとっては、既に体験済みのことでしょうが、使わないと痩せさせます。

あまり使わなくなった筋肉は、要らない環境に入ったなら、無駄飯食いだから減らそうと、どんどん減らしていきます。

もちろん毎日筋肉を使ったり、なくなった部分の筋肉を意識的に鍛えれば、いずれ復活はします。
そう、言い換えるとすると、環境にあわせてどんどん変えてくれるんです。
ただ、それが必要最小限のレベルにとどまるというだけのこと。

ここまで知ると、筋肉を使っていなかったかもと気がついたとしたら、ちょっと使うようにすると変わってくれることにも気がつかれたでしょうね。

 

蓋を開けるためのトレーニング方法。 筋肉を育てる?

使えば戻る筋肉量、筋肉を戻すためだけに、専用のトレーニングをしたいですか????
正直なところ、わざわざ専用のトレーニングなんて、あまりしたくはないですよね。

苦手だから、それにあわせて自然に減ってきたのに、強化させるのはなかなか大変。
トレーニングで大変な思いをするよりも、ほんの少しの体の使い方を変えることで、かわるとしたらどうでしょうl?
たったそれだけで、ペットボトルの蓋が開けられるようになったらいいと思いませんか?

「そんなことができるの?」

「はい。 ほんの少しの動作の違いで、それが叶います」

「え? と思うくらい簡単にペットボトルの蓋が開くようになります。
おや? と思うくらいに、湯呑みが楽に持ち上げられます」

 

特に炭酸系のペットボトルは、蓋の締まり具合もしっかりしていて固いですよね。
開けるのに苦労していたあの蓋も、あっという間に開くようになります。

 

体の使い方の原理と、実際の動かし方のコツ。

 

いつもと違う動きをさせること。

普通にペットボトルの蓋を開ける時は、肘の位置はどんな感じでしょうか?
ペットボトルがあったら、開けなくてもいいので、開ける動きを模してみてください。

肘が体側についているのではないでしょうか?
そして右利きなら、左手でペットボトルを握って手首を固め、右手でキャップをぎゅっと握って、手首をクイッと動かそうとしているのではないでしょうか?

キャップを開ける、つまり捻るときは、ついつい回すことに意識がいくので、この動きをすることが自然です。 なので、うまく回らないときには、握力が足りないのかなとなってしまうのですが、実はそこが盲点です。

思い込むとそこから抜けなくなるので、できないことに意識が行きがちでどん詰まってしまいますが、動かし方を変えれば、そこから抜け出せます。

 

実際の動かし方はこんな感じ

 

初動と動作終了後の、肘の位置を変えていきます。
握っている時は、脇を締めて、肘が体についている状態。

準備

左腕は手首を固めて、ボトル本体をしっかり握っておきます。
右腕も手首をしっかり固めて、キャップをがっちり握っておきます。

 

ここまでが準備。
ここらが、キャップを開ける動作です。
勝負は一瞬で決まります。

開ける

 

手首を固めたまま、一気に両肘を体から離しましょう!!
一気にドーンという感じで、体側から離してしまいます。

真上から見ると、左の肘、ペットボトル、右の肘が 一直線になるまで、一気に体から離します。

 

どうでしょうか。

動作はこれだけ。
たったこれだけです。

握力もそんなに要りません。
手首を固めたことで、腕の動きがネジの部分に一気にかかります。

腕の筋肉量もそんなに要りいません。
なぜかといえば、腕にも重さがあるから。

そう、腕の重さを味方にして力を増したんです。

たったこれだけで、それまで難しいと思っていた、日常が楽になります。

 

応用編

握って回すものなら全部同じ。 なので、瓶の蓋にも応用が可能です。
ただ口径が大きくなると、握力が必要なことも多いのと、手が小さいと握りにくいなどで、難しい場合もあるでしょうが、小さめのジャムの蓋くらいなら、よほどお砂糖でがっちりついていない限り、以前よりも開くようになると思います。

ペットボトルで開けるコツが掴めたらあれこれ試してみてください。

蛇足のような おまけの話

体の重さって、普段あまり意識はしませんが、腕にしろ足にしろそれなりにあるものです。
今回は、腕の重さを味方にしました。
それからキャップは回すものという思い込みによる手首の動きを制限して、力を伝わりやすくしました。
ちょっとしたことで、ずいぶん楽になりますが、キャップを開ける以外にも、まだまだ変化させることができるものもあります。

以下、宣伝になってしまいますが、ここ Hidamariでは日常生活で染み付いてしまった、小さな小さなストレスが原因で、大きく大きく感じることになった体の不調を調えるところです。
現在は、遠隔施術というちょっと不思議な手法を用いていますが、体に訊いてどうしたらいいかを教えてもらい、改善回復を促すことをしています。

この記事のペットボトルの蓋を楽に開ける方法も、とある方がお困りだったので、体にとにかく楽に開ける方法がないかと訊いたところ、これならできるでしょうと、教わったものです。

不調ので方は、人それぞれ違うものですが、体はこれまでのことをよく知っているので、もし何かお困りのことがあれば、お使いになっていただくのも良いかもしれません。

外力による改善回復だけでは、また蓄積を続けていしまうことになりがちですが、それを避けるために、小さなアドバイスをお贈りしています。 今回のことみたいな、今の自分に一番合う、比較的簡単にできるアドバイスを手にして、実施していくと、負担の蓄積のループから離れることがしやすくなります。  すると、その先の未来は だいぶ楽な感じがしませんか?

もし悩みをお抱えになっていらしたら、一度使ってみてください。

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