「ここ、辛いね、そうだよね」
「無理させちゃったみたいで、ごめんね」
「昨日は重たいものをもって、長い距離を、坂道だらけのところを、ずっと頑張って歩いていたもんね、頑張ってくれてありがとう」
「おかげで良いものが手に入ったし、気持ち良い公園も見つけられたよね、ありがとう」
これ、足がちょっと痛くなったから、足の細胞達に語りかけたところです。
細胞にこうして語りかけると、細胞は、「あ、わかってくれた」と感じてくれます。
昨日は大変だったけど、頑張っていたのを知ってくれたと、嬉しくなってくれます。
嬉しくなると、元気のもとが湧き出し、細胞も元気になります。
元気になると、回復が早くなり、また動けるようになります。
動くと、また喜んでもらえそうだと思うと、頑張れるようになります。
なんか、自分と似ていませんか?
誰かのために、頑張っていて、認められたときって、こんな感じじゃないですか?
頑張っているのに、誰も認めてくれないと、疲れが増しちゃう気がすることって、ないとは言えないですよね。
でも、見てないようで、見ていてくれたりして、頑張りを認めてもらうと、嬉しくなりますよね。
どんなに小さなことでも、あれこれ、お気遣いをいただくと、気持ちってやっぱり和らぐと思うんです。
細胞も一緒です。
自分と同じ。
細胞には口がありませんが、質は同じです。
だから、ありがとうね。
そんな気持ちを本心で伝えてあげると、ちゃんと変わってくれます。
昨日のことも、ついさっきのことも、20年前のことも、もっと前のことも、体は記憶しています。
だから、もう遅いから無理だろうとか思わないで、どこかを使い過ぎて、妙な負担をかけていたなと思ったら、「あのときは・・・・・・ごめんね・・・・・ありがとう」と、語りかけてみてください。
細胞が嬉しくなるのを、きっと感じるはずです。
辛いところが、ふっと緩んだら、伝わっているんです。
追伸
体からの声は、とてもとても小さなもの。
ですが、こうしていつも語りかけるようにしていくと、だんだんわかってきますよ。
今、どうしたらいいのかを、自分のからだから聞けたらちょっと嬉しいですよね。
忘れていたことや、思いもよらないことが、これは辛かったよって教えてもらえたら、どんどん楽になっていけそうですよね。