体が痛いとき、辛い時、それは細胞がそろそろ限界だよと、あなたに伝えているのです。
限界を突破して壊れてしまう前に、そろそろ、どうにかしてもらいたいなと、
口を持たない細胞が頑張って伝えてくれているのです。
でも、その痛みの元が、体の小さな不具合が原因で育ってしまったものではなく、
心が元だとしたらどう思うでしょうか?
心に中にある、小さな わだかまりや、悩みや、恐怖が原因で、
もし、そうなっていたとしたら。
心の動きにあわせて、辛さが育ったり、減ったりしそうだなと思いませんか?
<マッサージの事>
物理的な肉体に対して、マッサージをすれば、
物理的な反応として、ごく短時間は良くなるでしょうね。
でも、心の中のことが原因だと、
すぐにマッサージをする前の状態になってしまいがちです。
それは、そうした思いがあると、体は防御のためにキュッと締まり、
血行も悪くなります。
だから、今抱えている不調が、なかなか改善しない場合には、
心の中に、なにか負担を抱えていないだろうかと、
ご自身で内面を探ってみてください。
「何もないな」と思えたらいいのですが、
もし、「私は大丈夫」と思っていたら、
それは、自分の心が何かを隠していることの現れです。
「私は」「大丈夫」と 自分で言い聞かせないと安心できないから、
その言葉が無意識に出てきてしまうのです。
そんなときには、「怖いな」と思っていることや、
「本当は嫌だな」と思っていることを、見つけてみてください、
そしてそれが見つかったら、「なんでそう思ってしまうのだろうか」と、
少し掘り下げて探ってみてくださいね。
そうすることで、
「あ、これがこうだから嫌だったんだ」とか、
「だから怖いと感じていたんだ」とか、
何かがわかってくると思います。
すると、その理解の度合いにあわせて、体が少しずつ緩み始めます。
とても、小さなことですが、変わってくれます。
気になっていることが常にあると、増幅して感じやすくなっているのと、
気にすることで、気にする仕組み化(感じるスイッチが入りやすくなる)が進んでいるので、
普通のことよりも敏感になっていることが多くなるので、
その結果、肉体に影響を及ぼしていることが多いのです。
だから、体の辛いところだけではなく、
心の内側を見つめてあげると変わってくるのです。
うまく探れたら、きっと、
「ああなるほど、そういうことか」と思うような、体感がやってくるでしょう。
慌てないで、じっくり探ると、その変化がわかることと思います。
知識として、このことを知っているのと、
全く知らないのだと、結果が違いますので、
もし、今、マッサージをしても、意味がわからないけど、マッサージをする前の状態に、
すぐに戻るようなことがあったら、試してみてくださいね。