写真3枚からでも、なんとなくわかること。 閉鎖された思考の癖と自分の特徴の見つけ方。  

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この写真を見た瞬間に、どんなことを思ったでしょうか?

例えば

・ わ、すごい、どこで咲いているんだろう
・ こんなにいっぱい

それとも、

・ 綺麗な色だなと
・ 今咲いているのかな

もしくは

・ 小さな花なのかな
・ 近所にもあった気がする

でしょうか。  いえ、きっと、もっと沢山の感じ方をされていることでしょうね。

それでは、こちらの写真は、どう見えますか?
格子

それから、こちらの写真は?
ボタン

最初の写真は、花 だとすぐにわかりますが、あとの2枚は、一体何を写したものでしょうか?

そにある真実は、たったの一つだとしても、何かを見たり感じた時には、あなたの思考がそこに反映されます。

今、頭に浮かんだ「それ」は、あなただけの感じ方です。

誰もが知っている物ではない場合、全ての人が、ほぼ同じ感想を持つことは、そう多くはありません。

個人個人で、それぞれ違う、これまでの経験や、手にしてきた知識から導き出された結果が、そこに反映されます。

上記の写真のように、そのものが絵として固定されていれば、まだわかりやすいと思うのです。

しかし、日々の体験や経験のように複雑になればなるほどに、そのことにについての感想は違いが大きく出てきます。

もし、自分と同じ経験や知識があり、思考回路すらも全く同じ、コピーロボットだったら、感想は全く同じでしょう。

でも、一卵性双生児だって、コピーロボット程には近くはないと思えば、自分以外の人と感想が違うのは、それはそうだろうなと感じると思うのです。

実は、あなたがいつも感じていることや意見も、実はそれと近いんですね。

皆んなが皆んな、全員が同じものを見たり経験しても違う感想を持っている。

そういう風に感じられるようになると「すべてが一緒ではないと」という意識が、今までよりも自然に持てるようになったのではないでしょうか。

すると、他者の思考の存在をとても身近に理解がしやすくなります。

自分とは違う筈だ と。

更に、自分が思っている、「これは、こうしないといけない」という、意識も実は勝手に「自分がそう思っているだけ」で、他の人は、全く同じではないんだ とも。

そんな風に、小さな余裕を持って考えらえれるようになってくると、「これはこうだろう、みんな同じだろう」という思い込みが減ってきます。

すると、コミュニケーションのトラブルが減ってきます。

違うのが前提だと、あれこれ確認するので、トラブルになりにくいんですね。

更に。

思い込みが減ると、思考に自由度が増してます。

画一的な思考は、ある意味楽です。

ただ誰かや何かに変に遠慮して、こう考えたらいけないと思うってしまうと、自分の感性を閉ざしがちになります。

それって、全体的な合理性を尊ぶ以上にすべきことか、今一度見直してみると、いろいろわかってくるかもしれません。

人の能力や資質は、全員同じでないからこそ、自分の能力や資質が、社会に貢献できると思えるようになる、と根っこからそう思えたら、自分で自分の感性を閉ざしている場合じゃないなと感じると思うのです。

生物の多様性が、無意識に全体を支えているように、私は、あなたの感性こそがとても大切だと思うのです。

もし、あなたが、何かを感じる時に、これは常識的にこうだろうと思ったり、場の空気を読みすぎて、実体のない何かに常にあわせていたなと思われたら、本当の自分の感じ方がどんなものかを、ぜひ楽しんでみてください。

未来の幸せは、そんな小さなところ、あるんだろうなと、私は思っています。

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ずっとモヤモヤし続けるのも、大変失礼な話なので、謎の写真の答えはこちら。

2枚目  大きな金網が 沢山重なっているところ
3枚目  地面を覆うシート と 抑え具