ヒーリングの間違った使い方はとっても危険です

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エネルギー的なヒーリングをすると、心も体も楽になるのは確かです。
ヒーリングは元の位置に戻るお手伝いを、ただただ、淡々としてくれるので、自分でできるようになると、とっても便利。

でも、もし、あなたが、ヒーリングの能力があって、セルフヒーリングをしていたとしたら、気をつけないといけないことが一つあります。

あ、他者へのヒーリングの施術の時も同じですよ。

ヒーリングの実技編を受講くださった方には禁忌事項としてしっかり伝えていることですが、それは一体どんなことでしょうか?

ヒーリング02

答えを早めに伝えると、それは、カンフル剤のように使わないこと。

カンフル剤?

カンフル剤とは、ダメになりかけたときに、蘇生させる作用のある薬のこと。
かなり危険な状態から、V字回復のように劇的に回復する様を示す言葉です。

もしくは、そこまで強力ではなくても、よく効く栄養ドリンクやサプリメントのように、外部の力で元気を出そうという使い方。

正直に言ってしまいますが、これは最悪の使い方です。

本当にそうなのかを判断していただくには、細胞レベルで何が起きるかを理解すれば良いので、ちょっと文章を書いてみました。

<最悪の使い方>

今日どんなに疲れても、どんなに苦労させても、ヒーリングで翌日には元気!
明日も疲れるだろうけど、大丈夫、ヒーリングがあるし!
明後日だって、来週だって、強力で便利なヒーリングを使えるから、大丈夫だよー!!!
だから、全然問題ないもん⭐︎

もし、こんな生活をしていたら、いずれ破綻します。

え? なんで??
これってダメなの? なんでなんで????

そう思いましたか?

上記の使い方は、よく効く栄養ドリンクや強力なサプリなどの、カンフル剤みたいでしたよね。
なので、ここで、「ヒーリング」という言葉を「カンフル剤」に置き換えてみましょう。

<カンフル剤バージョン>

今日どんなに疲れても、どんなに苦労させても、カンフル剤で翌日には元気!
明日も疲れるだろうけど、大丈夫、カンフル剤があるし!
明後日だって、来週だって、強力で便利なカンフル剤を使えるから、大丈夫だよー!!!
だから、全然問題ないもん⭐︎

どうでしょうか? なんか怖くないですか?
では、雰囲気を少し弱めにしてみますが、栄養ドリンクバージョンではどうでしょうか。

<栄養ドリンクバージョン>

今日どんなに疲れても、どんなに苦労させても、栄養ドリンクで翌日には元気!
明日も疲れるだろうけど、大丈夫、栄養ドリンクがあるし!
明後日だって、来週だって、強力で便利な栄養ドリンクを使えるから、大丈夫だよー!!!
だから、全然問題ないもん⭐︎

いかがですか?

こうした、カンフル剤や栄養ドリンクありきの生活って、どこまで持つんでしょうね。

わかりやすくするために、期間を大きくとって考えてみましょう。
1年後は? 2年後は? 10年後も、本当に何も問題ないですか?

問題なかったとしても、それがないとまずい状態って、本当に健康的なことなのでしょうか?
たまに飲む栄養ドリンクや、時々使うカンフル剤は、正直あってもいいと思うんです。
その時だけでも、一瞬頑張りたいというときには便利だし、私も昔は使っていました。

前職でものすごいハードなスケジュールの時には、毎週のように自分に合う栄養ドリンクを箱
買いもしていたこともあります。

その節は大変お世話になりました、お店にとっては本当に良いお客さんです。

栄養ドリンクを飲むと、らしさが満点で気持ちも上がるし、あとちょっと頑張ろう! ってなるから便利ですよね。

でも、それって、たまにのことであって、毎日毎日ずっと飲むのって、なんか違うなと、普通にそう感じるのです。

栄養ドリンクも、カンフル剤も、ヒーリングも、それぞれ良いと思うのですが、「無理しすぎたことの辻褄合わせ」にするような、そんな使い方はできるだけ避けていくのが、「長く健康」でいるコツだと思います。

ここで、一番伝えたいこと。

覚えていただきたいことは、とってもシンプルです。

大切なのは、ヒーリングによってニュートラルになり、自分の中心をしっかり把握すること。
それにプラスして、自分の限界を正確に知っておくこと。

ただ それだけです。

ヒーリングができるから使うのはいいのですが、ヒーリングの能力の使い方には、十分気を付けてお過ごしください。

もっと、ぶっちゃけていってしまうと、ヒーリング能力なんて別になくても、自己治癒力で回復できる範囲を知り、そこから飛び出さないように、丁寧に丁寧に自分で自分を調えることで、ずっとずっと元気でいられます!!

その境地こそが無病息災に繋がるものです。
セルフヒーリングをするにも、ヒーリングを他者にするにしても、変な使い方には注意をして、本質を捉えて楽しく生きていきましょうね!