求めないと、そこにある

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あれが欲しい!!
  これも欲しい!!!
    それも欲しい!!!!
       そっちも欲しい!!!!!
 
 

そう思ってこれまでに手にしたものは、ちゃんと大切にしていますか?
 
しっかり使っていますか?
 

もし、あれほど欲しいと思っていた「 もの 」を、大切にすることが少ないならば、精神的な渇望だけで生きている可能性があります。
 
 
もし、今、ただただ欲望にかられているときには、「まだ手にしていない もの 」に、意識が強く持っていかれた状態です。
 
 
だとすると、その渇望はいつまでも、いつまでも、ずっと続くことになります。
 
 
だって、その渇望を癒すことができるのは、手に入る「もの」などではなく、「心の潤い」だから。
 
  

だから、あれこれ色々なものを手に入れても、終わることがないんです。
ただただ、目につくものが、どんどん欲しくなってしまうんです。
 
 
それに疲れてしまい、そろそろ終わりにしたいなと思っていたり、
本当の自分はこんな感じではなかったと気がついて、元に戻りたい方は、
ほんのひと時、記憶を巻き戻してみてください。
 
  

「あれが欲しい」という、その思いは、どこから来たものでしょうか?
いつから始まったものでしょうか?
 
変化には何かのきっかけが必ずあります。
 
生まれて初めてスイーツを食べた時、こんなに美味しいものがあるなんて、と、驚きがなければ、スイーツをもっと欲しいと思わないでしょうね。
そして、もっと他に美味しいものがあるんじゃないだろうかと、探しはしなかったでしょうね。
 
お酒だって、珈琲だって、知るという変化がそれらをもたらしています。
 
知らなければ、変わらない。
 
だから、何かが欲しいと思い始めたときに、どんな経験をしたか思い出してみてください。
時間をかけてもいいので、今すぐ思い出せなくてもいいので、少し記憶を遡る旅をしてみてください。

解決のヒントは、自分の内側にあります。

変化のあった時期、その前後をよく観察するように、でも、一箇所だけだと、心がそこに囚われてしまうので、ぼーっとした感じで、周囲を含めて見つめてみてください。

ふと頭に浮かんだこと、そこに、自分で自分を大切にするためのヒントがあります。

どんなものが出てきても、目を瞑らずに、見つめてみてください。

あとは、それを実施するだけです。

そうそう、これまで買っている何かは、無駄ではありません。

手にした時に対価を払っているならば、作り手や供給する人たちの生活を潤わしていますので、妙な後悔をしなくても大丈夫です。

しっかり社会の役に立っていますよ。

でも、もし、本当に使わないものだったら、もう要らないですよね。

そんな時には、いまそれが必要な方に、できれば無償で、心地好くプレゼントをしてみてください。
必要がないものを心地好く手放すと、あれこれ流れが加速しますよ。