子供の頃、といっても、確か5年生くらいだったと思いますが、秀才タイプの学校の勉強が得意な友達に「なんでそんなにできるの?」と聞いたところ、開口一番「わからないことが、わかるのが楽しくてやめられない!!」と言われました。
わかるのが楽しい!?
授業の内容を理解して、それをしっかり覚えるのが、ちょっと大変だった私には、そんな視点は全くなくって、しばらく ? マークが頭の上に飛んでいたように思います。
理解でして覚えるのではなく、わからないことがわかるのが楽しい。
確かに、わからないことが、わかったらいいですよね。
で楽しい。
更に やめられない。
奥が深いなと思いましたが、今、ふと自分がやっていることを思い返してみたら、エネルギーワークに関しては、結構近いなと思いました。
あれから39年だか、40年だか経ちますが、ようやっとその子と同じようなところに、立てたような気がします。 まあ、あくまでもそんな気がです。
今は、独学で地道に、感覚のみを頼りに学び続けていますが、私は感覚を育てるのに、感度を高めることを中心として動いてきました。
感度がそこそこ高まってきたかなと思えるここ最近は、普通の本にあった、祝詞のような形で書かれた言葉を目で見て黙読するだけで、それが本物の場合、エネルギーが入ってくることがわかるようになりました。
なんとなくではなく、黙読するだけで、じりじりとエネルギーが入ってきます。
本物と偽物かの区分というよりも、自分と関わりが深い、理解できるものに限るのかもしれませんが、最近では、どんなところにも学びはあるんだなあと思えるようになりました。
心地好いエネルギーを受けると、その時、心と体を光で満たしてくれます。
光が心と体に満ちることで、感じ方が更に増し、手にすべきものが、ほんの少しずつですが見えてきたような気がしています。
エネルギーの世界はまだまだ先が長く、どんなに進んでも、人では到達し得ない高みがあると、自分の感覚がそう言っています。
今いる場所も、険しい山にたとえてみたら、麓から少し進んだ程度です。
そこでわかったことは、まだまだ少ないですが、でも、もっともっとわかりたいので地道に歩んでいます。
どうすればちゃんと役に立つのか、その点に関しては、麓にも達していないほど、まだまだ未熟ですが、これからは、その点も、色々と考えていこうと思っています。