例えば、西瓜を手に持って動くことを想像してみてください。
体の頑丈な人なら、もしかしたら10分位は頑張れるかもしれません。
でも、ずーーーっと持っているのは辛いですよね。
もし、西瓜がジャガイモ位になったら、随分楽だと思いませんか?
それか、椎茸や、マッシュルーム位なら、もっと楽そうですよね。
体の負担は西瓜のように、見えたり、意識できると、
どうしようかという対策が立てられます。
でも、無意識に見えない西瓜をもっているような場合には、
西瓜があることに気がついていないから、有効な対策は全然立てられません。
だから、特にどこも悪くないのに、辛いな、何かが変だなと思ったら、
何処かに強くぶつけたり、体に何か落としたり、ぶつけて痛い思いをしたことがないか、
それ以外にも、体に妙な負担をかけたことがないか、記憶を探る旅をしてみてください。
例えば、よくあるこんなことは、ありませんでしたか?
・ タンスの角に思いっきり、足の指をぶつけて、悶絶したことがある。
・ 捻挫をしたけど、痛くないから大丈夫だと思っていた。
・ つま先に重たいものを落として、息ができなかったことがある。
痛くない = 治った = 完治 と思っていても、
痛みのレベルが弱くなっただけで、完全に元通りになっていないこともあります。
その小さなずれがあった場合、
そこから上の体がカバーしていると、カバーしている部分も疲れてくるので、
次第に負担が大きくなってきます。
目に見えないマッシュルームがジャガイモに、
目に見えないジャガイモが西瓜にと負担が増えてしまうのです。
それを防ぎたかったら、
体の過去を探ってみてください。
右足をどうにかして痛かったことがあったなら、左足の同じと部位に触れると、
左右の差がわかりやすくなります。
もし、左右で差が大きければ、
そこが、快適な未来をつくる、大切な改善ポイントになります。
そこが上手く見つかれば、快適な未来は結構早くやってきます。
見つけたところを、無理せずに丁寧に調えたらそこがまず変わります。
根っことなった部位が変わることで、未来が大きく変わってくるのです。