疲れにくい筋肉の使い方。 いつまで、しなくてもいいと、思い続けるのだろうか。  気がついたら変われる。 芯(中心軸)が出ていると、ずっと立っていても 結構大丈夫です。 

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軸

 

テーブルの上に、削る前の鉛筆をまっすぐ立てる。

細く長い鉛筆が、あの小さな断面だけで、まっすぐに立つ。

特に不思議ではない、その光景。

それは、軸がすっと通っているから。

縦横の比率でいくと、あんなに細く長いのに、
前後左右のどちらに傾くこともない。

芯(中心軸)を持っている鉛筆は、
そっと置けばまっすぐに立つ。

でも、もし鉛筆が、バナナのようにゆるくカーブしていたら、
まっすぐに立たせるのはかなり大変。

もし、立たせるならば、バランスが悪い分、なにかをしないと ならないだろう。

バランスを取るために。
バランスを保つために。
バランスを保ち続けるために。

ところで、
今のあなたの立ち姿は、どちらの鉛筆に近いだろうか。

立っているのが、少し辛かったら、
もしかしたら、少しバナナみたいになっているのかもしれない。

バナナまで、ではなくても、
顎を突き出すようにしていたり、
腰を常に反っていたり、
背中を丸めていたり、
肩をすぼめて、巻いていたり、
腕が前気味に集まっていたら、
無意識にバランスを取ろうとしているんだと思う。

全身が映る鏡や、窓ガラスなどで、いつもと違って見えたら、
首や肩が以前よりも凝ったりして、辛くなっていたら、
きっと、何かが以前と変わっているんだと思う。

体はがんばる。
でも、体は面倒がとにかく嫌い。
同じ効果ならば、少しでも楽をしたい。

だから、意識をせずとも、どんどん省力化をしています。

貴重なエネルギーを使わず、最小の労力で効果を出そうと、
常にそうしてくれています。

だから、もし、あなたが、何か変だなと思っていたら、
すでに省力化が、かなり進んでいる状態なんです。

芯(中心軸)がなんらかの原因でブレているときは、
そうして最適になるように、全自動でバランスをとっているんです。

筋肉をずっと使い続けて、倒れるのを防ぐよりも、
頭を前に出したり、腕や上半身の重さを使うほうがずっと楽だから。
無意識に、自然とそうなっているんです。

芯が通っているか、それに近いと、まっすぐに立つのに、余分な力は要らず楽。

何かがずれていたら、どんどん近似値に近づけていくんです。
その方がずっと楽だから。

だから、見た目が変わる。
顎を突き出したり、腰を反ったり、背中を丸めたり・・・・・・

立ち姿の美しさは、残念ながらそこにはない。

でも再び軸が通ると、余計な動きが最小になり、見た目も綺麗に。
もし、どちらかを選べるとしたら、どちらが好みだろうか。

あなたが今、実際にどんな感じかを知りたかったら、
こちら の とても簡単な チェックをしてみるといいかもしれない。

結果が良くなくても、普段の不摂生を解消したら、
原因がなくなり、綺麗に調うだろう。

そして、それでも、自分では、もうどうしようもないなと思ったら、
こちら に依頼するのもいいかもしれない。
何を選ぶのも自由、
そのままでいるのも自由、
あなたは本当に自由だから、
だから、自由にどんな選択もできる。

どんなことでも、気づきがあれば、
いつでも変われるチャンスはやってくる。

さて、ここまで知ってしまった、あなたは、
これからどうしたいのだろうか。