なんか変だなと思ったら、どうしていますか?  最初に、太ももの太さを測ってみると分かること、差異があったときのセルフケアの基礎的な考え方

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どうも調子が出ない、最近ちょっと疲れやすい。
そんなことがあったら、こちらのチェック
たぶん 世界で一番簡単だと考えらえる、体の状態確認方法はこれ
を使うのもいいのですが、自分の体を第三者的に観察するように、
触ってみるということも大切です。

 

どこを?

一つしかない部位は変化がわかりにくいので、左右がある部位。
触れやすいところになります。

そう、足首や、ふくらはぎ、膝周辺、膝のすぐ上や、太ももや、太ももの外側、
それに、お尻や、腰、脇腹、脇の下、肩まわり、鎖骨、肘、二の腕、手首など、
左右揃っているところなら、できるだけ、あちこち触れると面白いですよ。

でも、一番最初は、とっても分かりやすい、膝のすぐ上の、太ももの太さを測って、左右差をみてみてください。

 

何をチェックするの?

太さの差と、硬さや柔らかさです。

体は、バランスを取るために、セルフバランス機能が無意識にいつも働いているので、
気がつかないうちに、片側を良く使うことがあるんですね。
使っている側は、筋肉が育ち、使わない側は痩せていきます。
育つまで行かなくても、頑張っているところが張っていたり凝ったりして、左右差でてきます。

 

差が見つかったらどうするの?

不具合をみつけるのに、全域から見るのは、感じる力が強ければ簡単ですが、
痛いところに気を取られてしまうと、原因が見えにくくなります。
そこで、左右の差があるところをみることで、どこの調子が悪くなったか、おおまかな傾向がわかるので、調えるべき原因が見つけやすくなります。

例えば、最初に触れるのにオススメの、膝上の太ももの差。

仮に、左足の太ももが、太くなっていたら、右足をカバーして筋肉がついたことを示しています。

ならば、そう、右足に体重をかけたくない原因が、右足のどこかにあるのではないかと、簡単に推理ができますよね。

だから、どこかを捻挫をしなかったか、つま先をぶつけていないか、
高いところからジャンプして着地したとか、箱を潰すのにキックしたとか、
倒れたり、ぶつけたことがないかと、過去の歴史を探ってみるといいのです。

ここかな、あれかなという何かを思い出したら、
その部分の左右の差を、実際に触れて確認してみてください。

痛めたと思しきところが、硬くしまっていたりしていませんか?
可動部分なら、動きが鈍いということはありませんか?
もし、そうしたことがあったら、そこが原因でしょうね。

そうやって、調えていく場所が見つかったら、あとはそこを、状態に応じて調えるだけ。

過去の捻挫が原因だったら、今、痛みを感じなくても、
捻挫の手当てをもう一度入念に行うなどしてみると、きっと変わるでしょう。

もし、過去の歴史で何も思い出せなかったら?
そんなときには、太ももから下の部位の左右差に着目しましょう。
膝の感じは? ふくらはぎは?  足首は? 踵の骨は? 土踏まずは? 足裏の接地感は? 指の接地感は? など
実際に触れて、探っていけばいいのです。

大抵の場合、どこかしらに、左右の差が見つかるので、その部位が頑張っていたところです。
その部分に見合った適切な対応をしていけばいいのです。

 

するとどうなるの?

発端となった部位が調えば、そこをカバーしていた部位が休めます。

そう、休めるんです。

今回の例の場合でしたら、こんな感じ。

右足に体重を掛けたくないと、半ば強制的に使われていた「左足が休めます」
休めるようになれば、「筋肉の出番も減ります」

体は、省力化が大好きなので、「使わない筋肉を痩せさせて」くれます。

つまり、右足が使えるようになると、右足の筋肉が復帰し、過剰なった左足の筋肉が元の状態に減ってくれます。

左右の足が、同じように使えるようになれば、骨盤も安定するので、
しばらくしたら、そこから上にある、背骨も楽になっていきます。

そうなったら、良いことづくめですよね。

道具も使わず、簡単にできる、オススメのポイントは膝上の太もも。

是非、太ももの、太さの差を、チェックしてみてください。

両手を使った簡単なチェックなら、スマホをちょっと横におけば、きっとすぐにできます。

追伸:セルフケアを同時に学びたい方は  こちらをご利用ください。

体は一番いいところを覚えています。
プロの技でしっかりそこに戻って、効率的な自分だけのセルフケアを学びたいなと思ったら、
こちらの施術「リセットプログラム」をオススメしています。

長期熟成してしまったかのような、酷い左右差も、適切なタイミングで3回連続すると
ああ、こうだったよなと思う心地良い状態に戻れます。