雑談って、とっても気軽にしますよね。
なにしろ雑談ですから。
その時に興味のあることに集中し、深く掘り下げたり、逆にどんどん変化することも。
当然といえば当然ですが、そのときの話題の中心は、興味がないことはどんどん置いていかれ、一緒にいる方を含めて、現在の楽しいことや、今気になっていることばかりになります。
そんな気持ちのままにおしゃべりを続ける雑談は、実は、自分の気持ちを改めて発見する宝庫なんです。
話題にしたことの、どこが気になっていたのか、覚えていますか?
そこに「気になる、なにか」があるからこそ、そこでの話題にされたんだと思います。
そんな、気になることを中心にして、もう一度見直してみると・・・・・・
・ え、こんなことを思って居たんだ。
・ こんなことを考えて居たんだ。
・ こんな風に、そこと繋がって居たんだ。
と、そのときの自分の感情や感覚がわかると思います。
自分の気持ちや心の分析を、わざわざしようとすると、どうしても身構えてしまいますが、自分の雑談をちょっと横から観察するようにすると(オセロゲームや将棋や碁をしているところを横から見ている時のように、え、そこに置くの! みたいな感じで) なるほどと、頷きやすくなるのに気が付くと思います。
私は、よく、ご依頼を頂いたセッションや講座の前に、雑談のような時間を取らせていただくことが多いのですが、そのときに出たお話しは、その時のセッションや講座の深い部分と繋がっていることがとても多くあります。
そんな、繋がりのことを、あとで、そっとお伝えすると、複雑に絡まった心の中の何かを、一気に紐解く鍵のような役割をすることがあり、とても驚かれます。
自分のなかにある、ややこしいことが、するすると紐解けたら、すっと楽になりますよね。
自分で出来ると思わない方も、いらっしゃるかもしれませんが、これ、実は本当は誰もができることなんです。
そう、雑談で気持ちをオープンにしてお喋りしている内容を、そっと横から見つめることで、そんな繋がりが自然と見えてくるようになります。
もっと深く、つらつらと、沢山書く記事も良いものですが、体験に勝るものはありません。
なので、今日は、ほんの少しの触りだけを書かせていただきました。
そのほうが、このことに関しては、気付きが多くなりそうな気がしたので、是非、昨日していた雑談のことを思い出して、それを横からそっと観察してみてください。
慣れるのはすぐです。
でも、慣れるには、実行が大切です。
机上の空論のような、読んで納得したような気持ちになる、知識のみの蓄積ではなく、実体験がとても大切です。
だから、この話は、直前の触りだけで終わりにしました。
実行してみて、少しずつ慣れてきて、上手になると、
雑談をしている最中にすら、自分に対する気付きがきっと生まれてくると思います。
そう、それは誕生の瞬間です。
新しい感性の誕生です。
自分にはできないと思っていたそこに、もう居るんですよ。
読み終わったら、空いている時間で良いので、是非、一歩目を踏み出してみてください。