先日、51歳を迎え、誕生日を祝っていただいたときに、そうは見えないですねーとお話をいただきました。
大人だから、社交辞令が入っているのは、当然理解してはいますが、ちょといいな という気持ちがあったようにも感じられたので、世の中の平均からすると、良い感じになっているんだろうなと、感じました。
実はこれ、努力で手に入れたこと。
誰もが、努力したら、できると思うようなことなんです。
きっと、努力したら実を結びますよ。
時間と手間はかかるけど、頑張れば一人でできます。
それは、体の声なき声を訊くことができるようになる、ずっと以前から思っていたことが発端です。
その当時から、人間って、なんでこんなに歳の取り方に違いがあるんだろうと気になっていました。
女性も男性も、素敵な歳の取り方をしている人もいれば、そうには見え難い人もいる。
どこにその違いがあるのか、ものすごい気になっていたんです。
自分が歳をとるなら、どうせならば格好よく歳をとっていきたいという憧れがありました。
ダンディとまではいかれないにしても、なんかちょこっと格好いい感じには、なりたいなとは思っていたんです。
で、どうやったらそうなれるのか、また、誰でもそれができるのか、どこにそのヒントがあるのかが、気になっていて、その頃から、あれこれ調べていました。
<< 変えられないものと 変えられるもの>>
生まれてから、育ち、盛え、落ち着き、次第に衰えて、旅立つという 一連の流れは、時が管理しているので、変えられない。
となると、その流れのなかに絡むのは、外的因子(因子=いんし=結果をもたらす要素)と、内的因子しかない。
そこに気がつき、きっとその中の、どれかなんだろうなと推論をたてました。
また、持って生まれた遺伝的性質も自分ではコントロールできないので、それらを除いてみます。
すると、自分自身でコントロールできるものと、できないものがありました。
そこで、自分でコントロールが可能か、できそうなものを、ざっくり探っていくと、概ねこんな感じでした。
・ 飲み物
・ 食べもの
・ 生活環境
仕事場
家
・ 水
・ 空気
・ 土地
・ 太陽(光)
・ ストレス
・ 喜び
・ 幸せ
・ 呼吸
・ 睡眠
・ 会話
・ 他者との関係性
・ 家族との関係性
これらの総和が、その人を作り上げているんだろうと、私には思えたのです。
分析が得意な人には、えー もっとあるだろう と、突っ込まれそうですが、まあこんな感じで。
このなかの、あれこれを、調えていけばいい。
すると、本来ある生のリズムに負担をかけすぎることなく、過ごせそうだなと思いました。
ただ、どれがどう効いたのか、わからなくなるのと、全部いっぺんにするのはどうにも難しいので、いくつもするのはやめました。
で、このなかから、当時、一番気になっていた「呼吸」に焦点を当てて実践しました。
<< 近しいものたち >>
心臓の拍動数のコントロールは意識してできないが、生命維持に必要な呼吸は意識でコントロールができる。
それに、一説によると、心臓の拍動数には限界があるとか。
すると拍動数を抑えれば、長生きができることになる。
生命維持の括りで、比較的、存在感が近しいものが、実は大きな結果を導きそうだったので、呼吸を選択。
呼吸のトレーニングをし始めて、すぐに気がついたのですが、呼吸を丁寧にすると、気持ちが落ち着きます。
それにつれて、心拍数も穏やかになるのでとてもお得。
さらに、氣のエネルギーもあがるのがわかり、呼吸を極めない理由は、どこにも見当たらなくなりました。
変化がわかると楽しいので、どんどん進んでいきます。
そんなこんなで、呼吸のトレーニングを開始し、オリジナルスタイルで もう11年も続けています。
その結果が、世の中の平均からすると、良い感じに繋がっているのだとすると、同じようなことをしていったら、誰にも可能性があると思うのです。
だから、あなたの呼吸がもし、今、こんな感じだったら、かなり改善できますよー
ゆっくりとこんな風にしていきます。
どんどん伸ばしていきます。
上端と下端を丸めて伸ばすイメージです。
直線部分が消えていけばいい感じ!!
そして、直線がどこにもまったくなく、上と下で呼吸が止まらない状態が仕上がりです。
慣れてくると、1分間に1回の呼吸で済むようになります。
ただ、そこまですると、60数え終わった時に、1時間経ってしまうので、お気をつけください^^
一人で探りながら育てるのも楽しいです。
ただ、どこにヒントがあるか、わかると先に早く進めるので、重要ないヒントを全部あげておきます。
・ 胸式とか腹式にこだわらず、丸い風船のようなイメージで体を使うこと。
・ 横隔膜を意識すること。
・ 横隔膜を使うときに、内臓も意図して移動させること。
・ その際に、下腹の筋肉を意図して緩めて、自在に使うこと。
・ 肋骨と肋骨の間の筋肉も、アコーディオンの蛇腹のように、広げたりすぼめたりすること。
・ 肋骨の一番下の数本の骨を意識して動かすこと。
・ 肋間の動きと、横隔膜の動きをそれぞれ自在にうごかせること。
・ 肋間と横隔膜の動きを、自在に連動させること。
これらが上手に使えるようになるにつれて、呼吸が大変滑らかになります。
一人でゆっくりやっていけば、いつかはできます。
ただ一人でだと、どうにも難しいなと思ったら、呼吸の実践的な講座もありますので、悩んだら こちらを チラ見してみてください。
その講座の感想は こちら をどうぞ。 外部リンクです。
講座はともかく、呼吸を丁寧にできるようになると、本当にいいですよ!!
これまで何もしていなかったら、ぜひ気にしてみてください。
変化が現れるのは、実践した人にだけ!!! やってみるといいですよ!!!