チェック方法
何も考えないで、足を肩幅くらいに開いて立ちます。
そして、どちらか一方の足に体重を寄せきってみてください。
右足の場合のチェックは、具体的にはこんな感じ。
体重を右足に寄せ切ります。
左足は接地したままで、体重が抜けているような、そんな状態になってみましょう。
そして、右足に体重が掛かった状態のままで、一体何分位までなら そのままの姿勢で耐えられるかを探ってみてください。
1分?
5分?
60分?
どんな数字であっても、そんな気がしたら、その数字を出して覚えておいてください。
もし、数字が出せず悩みのループに嵌ってしまっても、頑張りきれる限界を口にしてみてください。
それができたら、次は反対の 左足 に体重を寄せ切ります。
今度は右足が接地していても体重が抜けているような状態です。
左足も、右足と同じように数字を出してください。
きっとこれくらい!
そう思える数字を出せたら、左右で出てきた数字と数字の比率を計算してみましょう。
その比率が 1:3 もしくは 3:1 を越えていたら、要注意です。
5分: 5分 は1:1なので問題なし。
15分:15分 も1:1なので問題なし。
5分:15分 は1:3なので要注意です。
5分:20分 は1:4ですので、注意の一つ上で要対処レベル。 とにかく早急に不調の原因を調えてあげるのが良い(負担が高いと体が悲鳴を上げている)レベルです。
普段の感覚では、左右が均等のような気がしていても、こうして数字でみてみると分かりやすくなります。
ではなぜ、この違いが生まれるかというと、痛みから来ています。
意識できるレベルの痛みというよりは、通常気にならない程度の 小さい痛みや 僅かな痛み。 それは不調の種から生み出された痛みです。
その不調の部分が、それ以上悪くなるのを避けたいのは、気持ちも体も同じです。
これ以上 辛いところに余計な負担を掛けたくなくて、セルフバランス機能がそうして常に働いています。 だからこそ、根っこが改善しないと、時間とともに次第にそれが増幅してきます。
時間が短い側の腰や足には、なんらかの不調の種を抱えています。
この不調の回復で有効なのは その不調の種を取り除くこと。
その不調を調えてあげることで、比率は理想に近づいていきます。
どこに不調があるかが わかるといいですよね。
それを自分で知る方法と、自分で調える方法はどこにもないものなのでしょうか?
いえ、それがあるんです。
それは こちらです。
良かったら試してみてください。 ( 対応方法は 「左右の体重差の比率編」 と同じです)