街のことは何でも解決できてしまう、どんなことでも相談ができる、とても優しい、長老のような 頼れる人物を ちょっと想像してみましょう。
どうですか?
想像は できましたか?
では、長老の呼吸は、一体どんな感じでしょう?
呼吸は早いですか?
遅いですか?
呼吸は深目ですか?
それとも 浅目ですか?
1分間に何回くらいの呼吸でしょうか?
どう考えても、長い階段を上ったときのような、駆け足をした後のような、浅い呼吸は似合わないですよね。
呼吸が長く、緩やかに、深くできていると、雰囲気もまた、それに見合ったものになります。
心が穏やかだと、そんな雰囲気が滲み出てきます。
穏やかな心だと、物事をしっかり見極められるようになります。
もし、今のあなたが、何かに焦っていたり、困っていたりしたら、
呼吸が緩く、深くなるように、ちょっとだけ意識してみてください。
こんな風に、思いっきり形から入っても、体の動きに対してしっかり反応して、次第に落ち着いてきます。
心が落ち着くと、焦らなくなるので、穏やかに時が過ぎるようになります。
そうなれたら、あなたは、あなたの能力をフルに発揮できるようになります。
変に慌てないから、いつも しないような、妙な失敗も 当然のように出にくくなりますよね。
あ、今 焦っているかも。 あ、今 不安かも。 と 思ったら、 この話を思い出してくださいね。
長老を思い出して、呼吸を意識するだけで、本当の自分に戻ることができます。
あなたの、本当の実力を発揮してくださいね。