ハードなお仕事などで、毎週 体をほぐしに行かないと辛いとか、仕事帰りに疲れ果てて、駅前のクイックサービスを常に使わないと辛いという方は、もしかしたら、自分の内側にある、あるものを掴むのが下手になっているのかもしれません。
心と体は、結構仲がよくて、どちらかが疲れ果ててしまうと、もう一方がまだ元気だとしても、引っ張られて疲れてしまいます。
精神的な疲れが激しいと、肉体がそれに引っ張られてしまい、緊張が続き、結果として体が凝るというようなことも、実はよくあります。
そんな時には、なぜ、緊張しているのか、なぜ、精神的に疲れるのかというところから紐解くと、穏やかになれる可能性がありますが、そんなことを知らないと、難しいですよね。
体には、片一方だけを見ていると、見えない部分の繋がりが隠れていて見えません。
すると、見えたり、感じたりすることだけに、注目をしがちになり、その部分の解消だけが解決法と思ってしまうことに。
確かにそれで、一瞬は楽になりますが、根っこが変わらないので、どうしても再発しがちに。
すると、疲れたら通う。
通っても、またなる。
少しでも楽になるために、毎週通うのが当然のようになってしまいます。
お仕事で稼いだ分を、そこで使ってしまっても、お金は確かに、また稼げばいいのかもしれませんが、大切な時間はどんどん減っていきます。
どうせ時間を使うならば、自分でそうしたことを理解できるようになったらいいですよね。
本当の意味でのセルフケアが、自分で毎日できるようになっていったら、どうなるでしょう。
わざわざ自分でお金と時間をかけて、通う必要って少なくなると思うのです。
そうしたことは、最初からうまくはいかないかもしれませんが、自分に出来ると思って始めていけば、いつかは、卒業できるようになりそうですよね。
もちろんマッサージが、とにかく楽しくて、それが目当てで毎週通うならばいいのです。
でも、辛すぎて、本来の位置に戻していないと、まずいなと思って通うならば、そうしたことにも着目してみてください。
そして可能ならば、そんなことを気づかせてくれる施術者や指導者のいるところを探してみてください。
上から決めつけられず、自分で発見できるように、そっと促してくれる方がそばにたら、ひとりで理解するよりも、ずっと早く上手になれると思うのです。
あなたの「あるもの」とは、一体どこにありそうですか。
私には そんなことは出来ないと 最初から決めつけるよりも、意識をほんの少しだけでいいので、ちょっと変えてみると、世界はその分 ちゃんと変わります。