フェイシャルトリートメントは、女性だけのもの？いいえ、男性にもお使いいただいています。実は男性にこそ向いています。

エステを含む美容系のものは、女性専用という意識がどうしてもついて回ってしまうかもしれませんが、ここのフェイシャルトリートメントは実は男性にもご利用をいただいています。
男性が苦手とする香りがあるもの、普段つけたことがないような、特別な美容液。それをたっぷりと時間をかけて染み込ませるようなことはしていないので、洗顔をしっかりしてきていただければ、その状態で手で触れるだけ。なので、化粧品類の香りが残るような、違和感が全くありません。

来た時と、帰る時で違うのは、触れた時の柔らかさや、肌理（きめ）の具合。
それから、表情の皺（しわ）の底の部分も、柔らかさを取り戻すので、重たい感じが少し減ってきます。
肌全体も柔らかくなるので、表情筋の活動に素直に追随して、自然な表情が出やすくなります。

床屋さんで顔そりをした、あのさっぱりとした感じとは違いますが、顔にかかっていたガーゼをとったかのような、軽さは感じられるかもしれません。

男性の場合、女性で大きく違うのは、日々のメンテナンス。
男性で、自分専用の美容液や保湿クリームなどを持っている人は少ないですよね。
日焼け防止を随時することも少ないと思うのです。

手を全く入れていない状態だと、肌への負荷が少ないものの、外界の影響を受けやすくなります。
これまでの荒れ具合によっては、変化がじわりとしか感じにくいこともあるかもしれませんが、そう酷くない場合には、雰囲気が変わってくるのが、その場でわかります。　また、その変化が数日後まで続きます。
以前、女性専用の美容系のエステをよく利用される方に詳しくお聞きしたところ、専用の美容液の効果が薄まるまでの２週間ほどは、お肌の具合がとても良いようです。　でも、それ以降は普通の状態に戻りやすくなるとのこと。
だから良い状態を続けるために、２週間ごとに通うようになってしまい、そのこと自体が面倒に感じたられたとこのこと。

ここで肌の仕組みを簡単に紐解くと、肌の下の方で肌細胞が新たに生まれ、それが表皮に次第に上がっていって、最後には垢として剥がれていきます。
肌が生まれて、剥がれるまでの一連の流れをターンオーバーと呼びますが、概ね４週間（２８日）サイクルと言われています。

この期間を通して、最初から最後まで肌細胞が元気なら、良い感じになるのは、なんとなく想像がつくことと思います。

肌の上から、美容液を奥深くまで染み込ませて、中の方までを含めて、上から元気にするスタイル。
これが、先ほどの美容系のエステでの効果です。
先ほどのお話では、効果が強いのが、２週間。　きっと肌の厚みの中程まで元気になった細胞が、時とともに次第に剥がれていって、元にもどったのかもしれないなという想像ができますよね。

ここでの施術は、それとどう違うのでしょうか？

ここでの施術は細胞の活力ともえいるエネルギーを直接届けて、下の方から元気にしていくスタイル。
肌の細胞を生み出す細胞である、基底細胞を元気にしていきます。

すると、肌の細胞が生まれたときから元気で、垢となって剥がれ落ちるまでの間は、良い感じになりますよね。
もちろん、今、存在している肌の細胞も一緒に元気になってもらうので、結果としてとても長持ちするのです。

美容の場合、どの細胞に対して、どう変化を促すか。
促した変化が何時まで続くのか。
その視点がとても大切で、できることを、それぞれの世界で実施しています。
最近では、美容液なども高級なものは、ナノレベルで作られているので、エネルギーワークと近い効果のものが生まれていますが、美容液など日々調えていく習慣がない男性は、外側からの元気よりも、内側から元気にする方が、実はとても楽だったりします。

もちろん、そこに日々のメンテナンスが入れば、更にそれが強化されてきますので、肌質に合ったものがあれば併用してみてください。

ただ、面白いのは、そうした美容液を使わずとも、意識の持ち方と、手や指の当て方、ご自身の今の細胞にぴったりの肌への触れ方を覚えていただくことでも変わってきますので、もし、ずっとお肌のことを人知れずに悩んでいたりしたら、残りの人生を、後悔で埋もれたままにせず、目一杯楽しみたいなと思っていたら、一度ででいいので、ぜひ使ってみてください。

とはいえ、他人の手を、顔に触れさせるのに、本当かなという疑問があると思いますので、参考までに、こちらに写真を置いておきます。
この写真は、私の手です、とても寒い時期に、水を使った掃除が続き、左手が荒れたものを、お肌専用のエネルギーを使って、その場で改善したものです。

施術者の左手の肌荒れ改善の具合